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北朝鮮の遭難漁船と遭難者 (6)

北朝鮮漂流・漂着船初めて 100 件に 31 遺体、生存 42 人確認 海保

海上保安庁は 27 日、今年の北朝鮮籍とみられる船の漂流・漂着件数が同日正午現在で 100 件になったと発表した。 統計を取り始めた平成 25 年以降で初めて 100 件に達した。 これまで最多だった 25 年の 80 件を 20 件上回った。 今年の漂流・漂着は、10 月まで月 2 - 5 件で推移していたが、11 月に急増。 11 月は 28 件、12 月は 41 件と、2 カ月間で約 7 割を占めた。 北朝鮮人と推定される船員は今年、木造船 9 件で計 31 遺体を確認し、生存者も 5 件 42 人に上った。 ともに過去最多だった。

27 日は新たに、新潟県佐渡市沖の木造船が北朝鮮籍とみられることが判明。 この船は 24 日に沖合の岩場で見つかり、27 日に陸揚げ。 佐渡海上保安署が調査に当たり、船尾にハングルが書かれているのを確認した。 漂流・漂着船の多くは日本海にある好漁場「大和堆(やまとたい)」で違法操業をしていた木造船とみられる。 台風などで海が荒れた 10 月下旬に遭難し、北西の季節風で日本海沿岸に流されてきた可能性があるという。

- 産経新聞 2017 年 12 月 27 日 -


北朝鮮の漁船か、石川県の海岸で木造船の漂着相次ぐ

石川県の海岸で、23 日から 24 日朝にかけて、ハングルが書かれた木造船が相次いで漂着し、海上保安庁や警察は北朝鮮の船の可能性があるとみて調べています。 23 日午前から 24 日朝にかけて、石川県の能登半島にある珠洲市や志賀町、輪島市で木造船や船の一部とみられる木片が流れ着いているのが相次いで見つかりました。 このうち、珠洲市で見つかった木造船は長さ 7.8 メートルで、中央で割れており、船の中からは漁に使う網や布の袋、スプーンなどが見つかりました。

海上保安庁によりますと、いずれの船も乗組員などは確認されておらず、船首とみられる部分に赤色で数字が記されていました。 また、志賀町に流れついた木造船にはハングルが書かれていることから、海上保安庁や警察では船が北朝鮮から流れ着いた可能性があるとみて調べています。

- TBS 2018 年 11 月 24 日 -


木造船や複数の木片、朝鮮半島から山形に漂着か

24 日午前 9 時半頃、山形県遊佐町比子の白木海岸に木造船が打ち上がっているのを、散歩中の男性が見つけ、酒田海上保安部に通報した。 この日は同県鶴岡市の加茂港で木造船の一部とみられる木片も見つかり、同海保などが周辺住民に注意を呼びかけている。 発表によると、木造船は長さ約 13 メートル、幅約 3 メートルで、船首には赤字で数字が書かれていた。 周囲に人影はなかったという。 同海保は船の特長や大きさから、朝鮮半島から漂着した可能性があるとみている。

また、午後 1 時半頃には鶴岡市加茂の加茂港内に複数の木片が漂着しているのを男性漁師が発見した。 木造船の一部とみられるという。 同海保によると、23 日にも加茂港から約 30 キロ離れた鶴岡市小岩川の海岸に木造船の一部とみられる木片が漂着している。 県内で 11 月以降、木造船や木片が漂着したのは 5 件目。 同海保や県警は「不審な船や物を見つけても近づかず、すぐに通報を」と呼びかけている。

- 読売新聞 2018 年 11 月 25 日 -


保護の 4 人 1 1カ月近く漂流 「エンジン故障」北朝鮮から?

島根・隠岐の島の海岸で、保護された北朝鮮から来たとみられる男性 4 人は、1 カ月近く漂流していた。 保護した住民は、「おなかがすいたしぐさをするので、家に帰って、おにぎり 4 つ作って、自分らで取って食べて」と話した。 8 日午前、隠岐の島の海岸に、北朝鮮からとみられる木造船が漂着しているのが見つかり、男性 4 人が警察に保護された。

男性らは、自称 10 代 1 人と 30 代 3 人で、4 人は調べに対して、「2018 年 12 月 2 日に漁に出て、その 4 日後にエンジンが故障し、漂流していた」と話している。 9 日は、入国管理局の職員や検疫関係者が、4 人の健康状態や漂着のくわしい経緯を警察とともに調べていて、この結果をもとに、関係機関で移送に向けて協議することにしている。

- 山陰中央テレビ 2019 年 1 月 9 日 -


漂流船の 2 人、入管へ移送 青森、北朝鮮へ帰国準備か

青森県深浦町の沖合を木造船で漂流し、秋田海上保安部の巡視船内で事情を聴かれていた男性 2 人が 18 日、仙台入国管理局に引き渡され、下船した。 第 2 管区海上保安本部(塩釜)などは、2 人の国籍を北朝鮮と断定。 入管の施設へ移送し、帰国に向けた手続きを進めるとみられる。

午前 7 時ごろ、関係者らにシートで覆われながら 2 人が船を下りて入管の車両に乗り込んだ。 仙台入管は同日、入管難民法に基づき一時的に入国を認める「遭難上陸」の許可を出した。 移送先については「2 人の安全確保のため明らかにしない」としている。 2 管本部によると、2 人は 20 代で、13 日に深浦町沖で木造船に乗って漂流しているのを発見された。 「漁のため北朝鮮を出港した。 帰りたい。」などと話している。 乗っていた木造船は調査が終わり、18 日までに深浦町に引き渡された。

- 産経新聞 2019 年 1 月 18 日 -

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