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台湾に住む人々の心の中は? (110)

台湾の将来をどのようにするか? それを決めるのは、今台湾に住む人々であり、大陸の指導部にはないことは明確です。 正々堂々、脅迫に臆することなく、台湾の人々はこれまでと変わりない生活を維持する権利があります。

「台湾の武力統一は 100 時間以内で可能」 中国軍元幹部が主張

【台北 = 田中靖人】 中国の人民解放軍の元幹部が、台湾の武力統一についてのシミュレーションの結果、米軍来援前の 100 時間以内に台湾を攻略できると主張し、注目されている。 元南京軍区副司令員の王洪光氏がネット上で発表した。 これに対し、台湾の陳宝余副参謀総長は 12 日、立法院(国会に相当)外交・国防委員会の質疑で「不可能だ」と否定した。

- 産経新聞 2018 年 4 月 13 日 -


台湾軍も海上演習 習氏が中国軍演習閲兵の翌日に

台湾の蔡英文(ツァイインウェン)総統は 13 日、台湾東岸の太平洋沖で行われた台湾軍の海上演習を閲兵した。 洋上での閲兵は一昨年の就任後初めて。 蔡氏は駆逐艦の甲板で、「強い海軍を作る」という目標に改めて言及し、米国が支援の動きを見せている潜水艦などの自主建造計画を実現させると訴えた。

演習は、敵軍が海と空から重要港湾を攻めてくるとの想定。 北東部の宜蘭県蘇澳にある海軍基地とその沖合で行われた。 前日には中国の習近平(シーチンピン)国家主席が、南シナ海沖で中国軍による「最大規模」の演習を閲兵し、国力を誇示。 台湾海峡での実弾演習計画も公表した。 今回の台湾の演習は、こうした中国に対する防衛力を内外に示した形だ。

中国側の演習には、空母「遼寧」をはじめ 48 隻の軍艦や約 1 万人の兵が参加。 一方、台湾の演習は駆逐艦や潜水艦など軍艦 20 隻と約 2,500 人だった。 中国と台湾の防衛力は、兵力では約 200 万人と約 20 万人で 10 倍の開きがある。 差が広がるなか、一昨年に発足した台湾の蔡政権は、新たな潜水艦の建造や無人機の量産計画などを表明。 潜水艦建造に対して米国政府は先日、米国企業が技術支援や部品提供などについて、台湾側と協議することを認める決定を行った。 貿易問題などで圧力を強めるトランプ政権の対中牽制策の一環とみられる。

台湾は米国やオランダから買った 4 隻の潜水艦を保有しているが、うち 2 隻は 70 年以上前の旧型だ。 潜水艦用のディーゼルエンジンや防衛装備を自前で開発するノウハウも足りない。 蔡氏は 13 日の演説で米側の決定を念頭に、「私たちの建造計画を大きく鼓舞する作用がある」と語った。 米台には他にも接近の動きがある。 これまで米国で開かれてきた、米台の軍事企業が技術協力などを話し合う会合は、5 月に台湾南部の高雄で開かれることになった。 「一つの中国」原則を主張する中国側は神経をとがらせており、緊張が高まる可能性もある。

台湾の演習に対して、中国の国務院台湾事務弁公室は 13 日、「中国は、祖国分裂をはかる台湾独立への行動を失敗に終わらせ、国の主権と領土を守る意志も能力も十分にある」との談話を出した。 (台北 = 西本秀)

- 朝日新聞 2018 年 4 月 14 日 -


中国の表記強制に米報道官が抗議「強制をやめよ」 航空会社巡り "台湾問題" でも譲歩せず

米ホワイトハウスのサンダース報道官は 5 日、中国当局が外国航空会社に自社ウェブサイトで台湾を「国家」のように表記しないよう求めたのに対し「中国は米国の航空会社や市民への強制をやめるよう求める」と抗議する声明を発表した。 トランプ米政権は貿易問題を巡り中国に強硬な要求を突き付けているが、台湾問題でも譲歩しない立場を示した形だ。

声明によると、中国民用航空局は 4 月、複数の米国航空会社を含む外国航空会社 36 社に対し、自社サイトやパンフレットで台湾や香港、マカオを中国共産党の基準に沿った形で表記するよう求める通知を出した。 声明は「これは全体主義のばかげた措置だ」とした上で「中国の政治的見解や検閲を米国や他国に広めようとする努力は抵抗に遭う」と指摘した。

- 共同通信 2018 年 5 月 6 日 -

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中国の航空会社、台湾を「海外」扱い 国際料金を取るためか?

中国当局が 4 月末、外国の航空各社に対して、台湾を「中国台湾」と明記するよう要求したことについて、中国国内世論も関心が高まった。 一部のネットユーザーは、「なぜ国内の航空会社が香港・マカオ・台湾行きを『国際便』として扱っているのか」と違和感を覚えたという。 中国民用航空局は 4 月下旬、世界 44 の航空会社に対し、台湾や香港、マカオを中国の一部ではないとする情報をウェブサイトなどから削除するよう要求した。 当局によると、すでに 18 社が表示を訂正したという。

一方、中国のネットユーザーは、国内の航空会社の公式サイトでは台湾や香港行きの航空便が「国際便」に区分されているとその矛盾を指摘した。  中国航空券・ホテルの予約サービスを提供する旅行大手、シートリップ (ctrip) のウェブサイトで、中国国際航空(エア・チャイナ)の国際便航空券の価格を検索する場合、台湾、香港が外国都市として表示される。 ネットユーザー「沈勇平」は微博で、国内各主要空港や航空会社が、「意図的に違反している」と指摘した。

このユーザーは書き込みで、「外国人は自由に台湾などを出入りできるのに、中国人は台湾や香港に行くのに、様々な手続きが必要。 これはなぜだ? また、中国人が香港や台湾で携帯電話を使うと、国際ローミング料金が発生する。 同じ国なのに、なぜ国際ローミング料金を取られるのか? 香港などに荷物を送る際も、国際小包として扱われる。なぜ?」と不満を述べた。 「沈勇平」は、香港や台湾を「海外」に区分しているのは、国内消費者から高い料金を徴収するためだとした。

同様の疑問は、中国最大の Q & A サイト「知乎」でも投稿された。 「なぜ本土の住民が香港・マカオに行く時、ビザが必要で『出国』となっているか?」との質問に対して、ネットユーザー「yilin wang」は、「ドイツ人は自由に香港に行けるのに、本土の人はできない。 原因は、中国本土が(経済的に)後れているからだ。 ドイツは先進国なので、ドイツ人は香港に長期滞在する、あるいは移民する必要が全くない。 しかし、中国人は違う。 中国人が子どもに安全な粉ミルクを飲ませるために香港に留まるかもしれない。」と返事した。

中国民間航空局によると、海外航空会社 44 社のうちの 26 社は、技術上の理由で 7 月 25 日までに表示の変更を行うと回答した。 今年に入ってから、台湾の表記をめぐって、米マリオットホテル、米ウォルマート、スペイン「ZARA」、米ギャップなどの外国企業が次々と謝罪に追い込まれた。 (EpochTimes)

- Digima 2018 年 5 月 29 日 -


放送休止した「日本に媚びすぎ」の台湾ドラマ、放送再開求める声上がる - 米華字メディア

5 月 24 日、「日本に媚びすぎ」とネット上で批判され、わずか 2 話で放送休止となった台湾のドラマ「智子之心」について、米華字メディア・多維新聞は「台湾の国家通訊伝播委員会 (NCC) が放送再開を求めている」と報じた。 このドラマは 91 歳になる台湾人女性の経験をもとにしたもので、日本統治時代の台湾・台南で裕福な家庭に生まれた主人公が家族の反対を押し切り、日本軍の従軍看護師になるというストーリーだ。 記事によると、ドラマは放送開始後に中台のネットユーザーから「日本軍による侵略を美化している」などと批判され、台湾のテレビ局、大愛電視は自発的に放送を休止。

この問題をめぐっては中国で台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室(国台弁)の報道官が 16 日、「台湾で予告編が放送された後、両岸のネットユーザーから糾弾する声が上がったことにわれわれも注意を向けた」、「侵略戦争の美化が両岸同胞の反対を受けるのは当然のこと」などと発言する一方、NCC の報道官からは「外部の政治力による干渉は望まない。 そして、裏にいる人々の苦労が放映されることを期待する。 大愛電視は放送休止の原因を説明すべきだ。」とのコメントがあったという。

ただ、大愛電視側は「放送休止に政治的な要素は存在しない。 外部の干渉も受けていない。」としており、「NCC の通知が届くのを待って、再度 NCC に説明したい」との考えを示している。

- RecordChina 2018 年 5 月 26 日 -

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