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北朝鮮問題に関し、日本の首脳部を除き、関係国の役者が出そろうようです。 拉致問題を最優先課題に掲げる日本は「蚊帳の外」と揶揄されこともありますが、今、北朝鮮が抱える本質的な問題を、正面から捉えているとの自負を持ち、正々堂々と対応するのが正道であり、臆する必要は全くありません。 〈追記〉 こと対韓国に関して「産経新聞」の記事はいずれも舌鋒鋭いのですが、日中関係に関しては何故かおとなしい! 好むと好まざるにかかわりなく、両国とも永遠の隣国です。 しっかりと日本の立ち位置を見極めて、おとなの問題提起を期待しています。 |
正恩氏「いつでも日本と対話する用意ある」 文大統領に 韓国大統領府は 29 日、文在寅(ムンジェイン)大統領と安倍晋三首相との電話会談の結果について発表した。 文氏は、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が 27 日の南北首脳会談の際、「北朝鮮はいつでも日本と対話する用意がある」と語ったと伝えたという。 大統領府によれば、文氏は正恩氏に対して「安倍首相も北朝鮮と対話する意思があり、特に過去の歴史を清算して、日朝国交正常化を望んでいる」と伝えたという。 大統領府高官によれば、文氏は日本人拉致問題についても正恩氏に伝えた。 安倍首相は文氏に対し、「日本も北朝鮮と対話する機会を準備し、必要があれば文大統領の助けを借りたい」と語ったという。 北朝鮮関係筋によれば、北朝鮮当局は党幹部らに対して、米朝首脳会談が成功した場合、次に日朝首脳会談に臨む方針を示しているという。 (ソウル = 牧野愛博) - 朝日新聞 2018 年 4 月 29 日 - 中国外相が 11 年ぶりに訪朝 王氏、正恩氏と平壌で会談 北朝鮮を訪問した中国の王毅(ワンイー)国務委員兼外相が 3 日、平壌で金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長と会談した。 正恩氏は「朝鮮半島の非核化を実現するのは我が国の揺るぎない立場だ」と表明した上で、中国との連携を強化する姿勢を示した。 米朝首脳会談を前に、緊密な関係をアピールする狙いがあるとみられる。 3 月の中朝首脳会談で、昨年まで冷え込んでいた両国関係が一気に改善したことを受け、11 年ぶりに訪朝した中国外相を北朝鮮側が歓待した形だ。 中国外務省によると、正恩氏は習近平(シーチンピン)国家主席との首脳会談で大きな成果があったとして、「中朝の友好関係をより高い新たなステップへと進めていきたい」と述べた。 また、「朝鮮半島の平和と安定のため積極的に貢献した」と中国側のこれまでの努力を評価し、戦略的な対話を強化していく方針を示した。 一方、王氏は「情勢に即した大胆な決断が、積極的な変化をもたらした」と称賛。 朝鮮半島の「完全な非核化」を共通目標とした南北首脳会談の板門店宣言への歓迎を表明した。 その上で、非核化を推進して安全保障上の懸念を解消し、経済建設に重点を移していく方針を支持するとした。 北朝鮮は米朝首脳会談で核問題を協議するのを前に、後ろ盾となる中国との関係を強化したい狙いがある。 中国側にも、自国の安全保障に影響する朝鮮半島の非核化や米朝関係の改善にあたり、北朝鮮との関係を強化して自らの意向を反映させたい思惑がある。 板門店宣言では、朝鮮戦争の休戦協定を平和協定に転換する方針が示され、韓国、北朝鮮、米国の 3 者か、中国を加えた 4 者で協議するとした。 中国は今後の協議に積極的に参加したい考えで、王氏は 2 日の李容浩(リヨンホ)外相との会談でも「中国は引き続き積極的な役割を果たしていく」と意欲を見せた。 一方、朝鮮中央通信は 3 日、李氏と王氏の会談を報じたが、南北首脳会談や非核化への言及はなかった。 同通信は 3 月の中朝首脳会談を念頭に、「両国の最高指導者の歴史的合意を基礎として、親善協力関係を新たな高い段階に拡大し発展させていく問題について真剣に討議した」と報じた。 (北京 = 延与光貞、ソウル = 武田肇) - 朝日新聞 2018 年 5 月 3 日 - 中国大連に要人訪問か 北朝鮮高官との見方も 【北京、ソウル】 中国遼寧省大連市で 7 日、空港の離着陸が一時制限されたり、交通規制が実施されたりするなど要人が訪問したとみられる動きがあった。 韓国の聯合ニュースは同日、北朝鮮消息筋の話を基に「北朝鮮の高位級とみられる人物が大連を訪れ、中国側と接触しているとの話が出回っている」と伝えた。 大連の関係筋によると大連市の空港では 7 日、管制当局の指示で民間機の離着陸が一時できなくなり、ダイヤが大幅に乱れた。 当局はシステム上の理由などと説明しているが、航空会社関係者は要人訪問のためとの見方を示しているという。 また李克強(リー・クォーチャン)首相の訪日に合わせた遼寧省幹部の日本出張が直前にキャンセルとなったとの情報もあり、大連を訪問した要人を迎えるためではないかとの見方が出ている。 一方、大連では中国初の国産空母が建造され、近く初の試験航行が行われる見通しで、中国の要人が建造状況を視察に来たのではないかとの観測もある。 在中国の外交筋は「大連に要人が訪れた可能性は高いが、誰かは不明だ」と話している。 - 共同通信 2018 年 5 月 8 日 - ☆ ★ ☆
- 朝日新聞 2018 年 5 月 8 日 - 安倍首相、北朝鮮情勢など 3 議題を提起 日中韓首脳会談 安倍晋三首相は 9 日、東京・元赤坂の迎賓館で始まった日中韓首脳会談の冒頭で、中心的な議題として「北朝鮮情勢」、「自由貿易」、「日中韓協力」を提起した。 安倍首相はまず、北朝鮮情勢に言及。南北首脳会談での「板門店宣言」について、「(朝鮮半島の)完全な非核化が盛り込まれたことを評価する」と述べた。 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が 7 - 8 日に訪中し、中国の習近平(シーチンピン)国家主席と会談したことにも触れながら、「習国家主席の北朝鮮への働きかけにも表敬を表したい」とした。 そのうえで「北朝鮮による全ての大量破壊兵器、弾道ミサイル計画の完全な、検証可能な、かつ不可逆的な方法での廃棄に向けた取り組みを進めていくべきだ」と強調し、北朝鮮が具体的な行動をとるよう日中韓の緊密な連携を呼びかけた。 「拉致問題の早期解決へ向けて連携していきたい」とも述べた。 安倍首相に続き、中国の李克強(リーコーチアン)首相は、「中日韓 3 国は発展の潜在力を多く持っている」と指摘。 「中日韓関係の未来を開拓し、もっと高いレベルまで発展させていくためには食い違いを適切に処理しなければならない」と述べた。 韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は「本会議は時期的にも大変重要」と指摘したうえで、「南北首脳会談では朝鮮半島の完全な非核化と恒久的な平和定着の基盤を設けた」と成果を強調。 「朝鮮半島と北東アジアの平和の道のりのなかで、(日中)両国の支援と協力が必ず必要だ」とし、「私たちが世界で最後となっている冷戦の構図を解体し、世界の平和を導き出すことを望んでいる」と述べた。 - 朝日新聞 2018 年 5 月 9 日 - ☆ ★ ☆
- 産経新聞 2018 年 5 月 10 日 - |
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