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我が町 - 新宿ストリート (5)

「在日特権を許さない市民の会(在特会)」による、大久保通りのヘイトスピーチは目に余るものがあります。 小滝橋通りの交差点を新宿西口方向に街宣車が曲がる時には、我が家でも騒ぎが聞こえてくるほどです。

新大久保駅から明治通り交差点まで、一挙に韓国系のお店が増えたのは、「韓流ブーム」が始まった頃でしょうか? 以前から日本に在留する朝鮮・韓国人ではなくて、最近日本に来た若い世代の韓国人が中心になって出店を始めたようですが、主な客は日本人であるにもかかわらず、売る側は日本の習慣・マナーに馴染んでおらず、以前からこの地に住んでいる日本人住民との軋轢が生まれたのが、在特会につき入る隙を与えたのかもしれません。

いずれにせよ、かような在特会の活動は、日本人の中に短絡的なパトリオットやレイシストを生む温床になるだけで、「国際人としての日本人」を目指さなければいけない現在、逆流に竿を刺す行為にしか過ぎません。


新大久保の反韓デモ、救済申し立て 「身に危険の恐れ」

韓国系の商店が並ぶ東京・新大久保で「韓国人をたたき出せ」、「殺せ」などと連呼するヘイトスピーチ(憎悪表現)のデモが続いていることを受け、人権問題に取り組む有志の弁護士 12 人が 29 日、「これ以上、放置できない」として、東京弁護士会に人権救済を申し立てた。

弁護士らは、外国人の安全を守る責任があるのに、適切な防止策を採っていないとして、警視庁に対しても周辺住民の安全確保を申し入れた。 申し立てたのは、日本弁護士連合会前会長の宇都宮健児弁護士ら。 梓沢和幸弁護士は「在日外国人の恐怖感は高まっており、身体に危険が及ぶ可能性もある」と話した。

- 朝日新聞 平成 25 年 3 月 29 日 -


在特会、人権救済申し立て「デモで抗議側から妨害受け」

東京・新大久保で、「朝鮮人を殺せ」などと連呼するヘイトスピーチ(憎悪表現)のデモが繰り返されている問題で、デモを主催する「在日特権を許さない市民の会(在特会)」の桜井誠会長らが 26 日、日本弁護士連合会に人権救済を申し立てた。

許可を得たデモであるにもかかわらず、デモに抗議する人たちから暴行・妨害を受けたこと、「ヘイト」、「レイシスト(人種差別主義者)」などと決めつけられたことが、人権侵害に当たると主張している。 新大久保のデモを巡っては、宇都宮健児・前日弁連会長ら有志弁護士が 3 月、差別や暴力をあおる言動が在日外国人に恐怖を感じさせ、周辺店舗の業務にも影響を与えているとして、東京弁護士会に人権救済を申し立てている。

- 朝日新聞 平成 25 年 4 月 26 日 -


【韓国ブログ】 日本で反韓デモに遭遇 … 鳥肌が立った

韓国人ブロガーのハンさん(ハンドルネーム)は今年 2 月、日本の姉妹校との交流事業のため大阪を訪れた。 ハンさんは女子高校生のようで、3 泊 4 日の滞在中はほとんど引率の先生やクラスメートと一緒に行動し、3 日目になってやっと自由時間がもらえたという。 学生たちは大阪観光を楽しみにしていたといい、お小遣いを 1,500 円ずつもらうと、先生と待ち合わせ場所を決めた上で道頓堀に向かった。 だがその瞬間、ハンさんの耳には遠くで鳴り響く変なわめき声が聞こえた。

「変な車がスピーカーで何か叫びながら数台通り過ぎた。 何を言っているのか分からなかったけど、先生によると竹島はわが領土、韓国人は出て行けと言っていたそうだ。」 ハンさんがブログに掲載した動画には、大規模な反韓デモの様子が写っていた。 ハンさんたちは遠くから見ていたが、近くを通り過ぎた韓国人が引率の先生に「あれは反韓デモ」だと教えてくれたという。

先生はたちまち深刻な表情になり、自由時間を中止にしてホテルに戻った方がいいのではないかと提案したという。 だが、観光を楽しみにしていた学生たちは反対し、結局、名札をカバンに入れ、「グループで行動すること」、「韓国語の使用を控えること」、「目立つ行動はしないこと」を約束をして自由時間を過ごしたという。 「もちろんみんな無事に帰りました。 あのときはみんな怖がっていた。」と述べ、大阪でのショッキングな出来事について振り返った。

日本への留学を斡旋している TBLS 語学院は、ブログに東京・新大久保で行われた反韓デモについて紹介した。 語学院のブログ担当者は、新大久保でたまたま反韓デモに遭遇した。 職安通りを 100 人近い警察が警備にあたり、反韓デモの行動を監視している様に驚いたという。 「デモ隊は韓国料理店の前でプラカードを掲げ、騒動を起こし、警察はそれを必至に鎮圧していました。 ニュースで見る嫌韓の人たちを直接見て、鳥肌が立ちました。」と当時の様子について説明した。

一緒にいた日本人の友人は、反韓デモに反対し、「ごめん」と代わりに謝ってくれたという。 ブログ担当者は、日本にも反韓デモに反対する人はいるのだと説明し、「韓国で新聞やニュースを見ていると反韓デモばかりが報じられ、日本全体が右翼的だと感じてしまうが現実はそうではありません」と述べた。

また、「日本の警察は多くの人力を動員して韓国人の街をデモから守っています。 反韓デモ反対署名をする日本人にも会いました。 このような現実は韓国では伝えられていません。」と主張。 客観的な視角で物事を見れば、何が正しくて、何が間違っているのか分かってくるのだと説明した。(編集担当 : 新川悠)

- サーチナ 平成 25 年 5 月 28 日 -


"ヘイトスピーチ" で衝突 暴行容疑で 8 人逮捕

16 日、東京・新宿区で、在日韓国・朝鮮人の排斥を掲げるデモ隊とそれに抗議するグループが衝突し、合わせて 8 人が現行犯逮捕されました。

逮捕されたのは、デモに参加していた「在日特権を許さない市民の会」会長の桜井誠こと高田誠容疑者 (41) ら 4 人と、デモに抗議するグループの久保憲司容疑者 (48) ら 4 人です。 警視庁によりますと、デモが始まる前の午後 2 時から午後 4 時すぎまでの間、デモ隊とそれに抗議するグループのメンバーがそれぞれ複数の場所で衝突し、頭をビニール傘で殴ったり、胸倉をつかむなどした疑いが持たれています。

新宿や新大久保のコリアンタウンでは、月に数回程度、在日韓国・朝鮮人の排斥を掲げるデモが行われていて、16 日は 200 人が参加しましたが、抗議する約 350 人が取り囲む形で対立していました。

- ANN 平成 25 年 6 月 17 日 -


韓国駐日大使、街頭で清掃活動 東京・新大久保

【崔●(●は採の左側が土へん)寿】 先月着任した韓国の李丙ギ(イ・ビョンギ、ギは王へんに其)駐日大使 (66) が 5 日、コリアンタウンで知られる東京・新大久保を訪れ、韓国人商店主らボランティア約 50 人と一緒に街頭で清掃活動に汗を流した。

李大使はこれに先立ち、JR 新大久保駅を訪れ、2001 年にホームから転落した日本人乗客を救おうとして電車にはねられ命を落とした韓国人留学生李秀賢(イ・スヒョン)さんと関根史郎さんをたたえるプレートに黙礼した。 清掃は、地元の韓国人商店主らでつくる団体が毎月定期的にやっている。 李大使は、タオルを首に巻き、約 1 時間、道ばたの空きパックや吸い殻を拾い集めた。

- 朝日新聞 平成 25 年 7 月 5 日 -


ヘイトスピーチやめよう 差別反対訴え新宿でデモ

差別はやめよう、仲良くしようぜ - -。 特定の人種や民族への憎しみをあおり立てる「ヘイトスピーチ」など差別的な動きへの反対を訴えるデモ行進が東京・新宿で 22 日に行われた。 ツイッターなどでの呼びかけに呼応した約 1,200 人が参加した。

「東京大行進」と題したデモ隊の先頭は、黒のスーツ姿で「一緒に生きよう」などと書かれたプラカードを掲げた。 1963 年に米国でキング牧師らが人種差別撤廃を訴えた「ワシントン大行進」がモデルだ。 新宿中央公園を出発し、職安通りや歌舞伎町など約 4 キロを歩いた。

- 朝日新聞 平成 25 年 9 月 22 日 -


反ヘイトスピーチ団体が発足 デモなどの差別運動へ警告

【北野隆一】 在日韓国・朝鮮人らに対するヘイトスピーチ(差別的憎悪表現)に対抗し、乗り越えようと呼びかけるグループ「ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク」(のりこえねっと)が結成され、25 日に東京・新大久保で発足記者会見を開いた。

会見には共同代表として宇都宮健児・前日弁連会長や上野千鶴子・東京大名誉教授、鈴木邦男・新右翼一水会顧問らが出席。 人材育成コンサルタントの在日コリアン辛淑玉(シンスゴ)さんは「全国に広がりつつあるヘイトクライムに対し、沈黙は許されません」とあいさつした。

「朝鮮人をたたき出せ」などと連呼してレイシズム(人種差別)や暴力をあおるデモの実態を把握し、ヘイトスピーチ反対デモなどに取り組むグループと連携。 差別禁止法立法を求める運動や学習会、差別的サイト管理者への警告などの活動を進めるという。

- 朝日新聞 平成 25 年 9 月 25 日 -


差別的な落書き 50 カ所 東京・大久保、有志が消す活動

韓国料理店や韓流スター関連商品の店が集まり、「コリアンタウン」として知られる東京・大久保とその周辺の計約 50 カ所で、在日韓国・朝鮮人らを蔑視する落書きが見つかったことが、市民グループの調査でわかった。 2 日、ボランティア約 50 人が落書きを消す清掃活動をした。

市民グループは、在日韓国・朝鮮人への憎しみをあおるヘイトスピーチ(差別的憎悪表現)のデモに反対する「のりこえねっと」など。 今年 2 月に巡回した際に、商店の看板や住宅の壁、工事現場の塀、JR の高架下などで「コリアン日本へ来るな」、「非劣なバカ」、「帰れ」といった文言やナチス・ドイツのシンボル「かぎ十字」など、油性ペンやスプレーを使った落書きを確認した。

グループは新宿署や新宿区役所、JR 東日本に相談。「差別落書きを許さない姿勢を示そう」とツイッターなどで呼びかけた。 2 日は首都圏や東海地方などから集まった人らが雑巾やスポンジで落書きを消して歩いた。 横浜市の会社員男性 (53) は「落書きは見つけた人がその都度、消していたが、消しても消してもまた書かれると聞き、すぐにみんなで取り組まなければと思った」と語る。

ヘイトスピーチのデモは昨年前半、東京や大阪で多発。 大久保では昨年 9 月を最後に起きていないが、銀座などの繁華街や全国各地に拡散して、散発的に続いているという。(北野隆一)

- 朝日新聞 平成 26 年 3 月 2 日 -


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