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ご案内した話題 (2)

- 2011 年続き -

今日は "Trick or Treat" のハロウィーン! 日本にも悪魔よけの「節分」がありますね。 冬から春へ! そしてハロウィーンは本格的な寒い季節へ! いずれも季節の変わり目の行事なのです。 今回のきものの話題はチョッと季節外れですが、日本の「お化け」! 中でも極めつけは、やはり夏の「お化け屋敷」。 'きもの美人' が暗闇の中から! 何といっても一番怖い、でも美しい?! (10-31-11)

風評被害に苦しむ 東北の旅館のおかみが、きもの姿で首相官邸を訪れ、強力な支援を陳情されたとのニュースです。 ふと思い出して、二本松・岳温泉の「松渓苑」のサイトを開いてみました。 そこには、大震災のあと廃業されたとのご主人とお嬢さまの言葉だけが残されていました。 古き良き時代の名残りを留めた浴槽もお部屋も、そしてあの広いお庭にも、もう出会えません。 (10-21-11)

発光生物の研究でノーベル受賞者を出した日本ですから、クラゲやサンゴの発光体遺伝子を組み込んだ 'おかいこ' で 暗闇で光る絹織物が開発 されるのは当然とも言えます。 短いニュースでは詳細が解りませんが、おそらく '蛍光たんぱく質(GFP)' が絹糸に生成されているのでしょう。 先ずは、きもの業界で頑張ってほしいのですが、他の分野で多く採用されそうですね! (10-13-11)

きものの着付けや帯結びの本を多数著しておられる 笹島寿美さんについて書かれた記事 を目にしました。 まるで小説のようなお話に驚くばかりです。 私どもも、ご本の中で「紐一本で着る自然で楽な着付け」との言葉に出会い、全く同様のお考えであることが解りました。 和装であっても、いつもの洋服と同じように普通に振舞えることが最も大切、と改めて意を強くしています。 (10-3-11)

台風一過、気温も下がりようやく秋らしい季節になりそうです。 衣替えの後には、さすがに 'きもの' 関連のイベントが目白押しです。 東京・日本橋を中心とした 'TOKYO KIMONO WEEK' や 'きもの day 結城' ・・・。 関西では、恒例の '京都きものパスポート' の更新、'丹後きものまつり' などなど。 清々しい秋空の下、とっておきの袷の着物でお出かけになってみませんか? (9-22-11)

筆者の住む区のフィールドワークで、地染の工房 を訪れ、作業工程を拝見することができました。 反物を工房一杯に広げ、伸子張りし、鹿毛の刷毛で一気に染色していく '引染' と呼ばれる手法です。 大小の刷毛を使いこなす 'ぼかし' の技まで披露していただきました。 神田川沿いに染物屋さんが軒を連ねた時代もあったそうですが、今や貴重な手作業の工房なのです。 (9-17-11)

ついに 「京都工芸染匠組合」が、ネット上で着物や帯類の販売 を始められました。 着物の小売店もデパートの着物販売部門も激減しているのが現状ですが、それでもネット販売が既存の販売網の足を引っ張ることにならないよう、品種、数量を限定して始められたのでしょう。 着物や帯の選定から仕立て上がりまで、安心して委ねられるサイトになっているようです。 (9-2-11)

秋のシーズンは恒例の 「鈴乃屋」さんの着物ショー で始まるようです。 お江さんやお茶々さんの時代には、既に、現在の着物の原型である小袖に変わっていますが、その後、次第に大ぶりで大胆な柄ゆきへ、帯はますます広くなっていきました。 衣装考証のカリスマでもあられる小泉清子さんに、'きものの世界' を力強く牽引していただかなければいけないのでしょう。 (8-28-11)

地方では、集まりやすいお盆休みに「成人式」が行われるところも多いと聞きます。 '式は普段着で' ということになっていても、やはり今年は浴衣着が多かったようです。 又、津波の被害で肉親を失い、家を失った 東北地方沿岸部の新成人 も、ボランティアの尽力で集められた浴衣に袖を通して、皆と顔合わせができた、との心温まるニュースも目に止まりました。 負けないで! (8-14-11)

8月6日、神宮外苑で '花火とコンサート' の競演! 通りがかりの新宿駅構内では浴衣姿の男女をたくさん見かけました。 今夏、一番賑やかな週末だったようです。 浴衣着は毎年確実に増えている気がしますが、前日は、ついに民間企業まで 'ウルトラクールビズ'、"Yukata on Friday" 浴衣で出勤・勤務! むしろ節電が日本を明るく、楽しくしているようにすら思えます。 (8-6-11)

中継時間帯が良かったアメリカでは '女子ワールドカップ' 決勝戦を多くの人々が TV 観戦したようです。 そのアメリカ人が自国の敗退にもかかわらず感動の涙を流したという、決してあきらめない 'なでしこ JAPAN' の劇的な優勝! 本当におめでとうございます。 早速、なでしこ柄の浴衣 をズラリと並べたデパートもあったとか ・・・。 やっぱり今年の「勝負浴衣」だそうです。 (7-21-11)

浴衣で「お仕事」も「お茶会」も厳密に言えばおかしいのかもしれませんが、カラフルな浴衣は、もう定番の夏ファッションになっています。 '節電の夏'、例年より早く訪れた '暑い夏'、そして祈りを込めた '祭りの夏'、みんなと一緒に汗をかいて、思いっ切りシャワーを浴びる …。 それでも、今年最も熱いのはやはり東北になりそうです。 元気に '日本の夏' を乗り越えましょう! (7-14-11)

大阪で夏の訪れを告げるのは、勝鬘院愛染堂の「愛染まつり(浴衣まつり)」だそうですが、東京では浅草寺の縁日「四万六千日(ほおずき市)」ということになるのでしょう。 浅草寺でも、ご本尊の観音様と、不動明王に並んで愛染明王が祀られています。 この時期、いつも雨がちで本格的な夏の到来とは言えないのですが、今年はどうも梅雨明けが早そうですね。 (6-30-11)

全国から浴衣を集めて震災被災者に贈る運動を始めたグループがいらっしゃいました。 地元の人々も逆境にめげず、盆踊りを催し花火を打ち上げることを決められたようです。 すると今度は、その花火打ち上げを支援するため '七夕クッキー' を販売するグループまで現れました。 被災者との交流がいろいろな形で繋がっていくのは、本当に素晴らしいことです。 (6-27-11)

ゆかたを着て打ち水をする」となると、いよいよ夏本番です。 毎年7月最後の土曜日に行われている '隅田川の花火' はひと月遅れの8月27日に、それに押し出されるように '浅草サンバカーニバル' は中止。 'お台場の花火' も中止。 チョッと寂しい夏になりそうですが、暑い日々は否応なしに続きます。 そう、今年は気合いを入れて、シッカリと打ち水を ・・・。 (6-24-11)

この季節になると多くのマスコミが、「手染めの江戸ゆかた」を作っておられる「高常」さんを採りあげます。 今、主流の色柄のものとは違い、藍一色! 確かに華やかとは言い難いかもしれませんが、江戸・明治期の型紙から復刻された柄は爽やかでシックな逸品です。 お着付けも涼しげに、上半身はゆったりと、帯はしっかりと、下半身はすっきりと仕上げてください。 (6-18-11)

木綿の 'きもの' に 半巾(四寸)の帯を勧めておられるお店の紹介サイト です。 NHK ドラマでお江さんが付けている帯はさらに細く、せいぜい二寸半前後です。 付けやすく、動きやすさを追求すれば自ずとこの巾に落ち着いていたのでしょう。 それが、江戸後期からファッションリーダーの遊女や花形役者が華美さ・斬新さを競い、帯も次第に幅広くなり、定着していったようです。 (6-8-11)

悉皆屋さんは、'きもの' を着る方にとって、'シミ抜き' などいろんなトラブルの解決をお願いできる大切な相手先です。 唯、最近めっきり減ってしまって、困っておられる方も多いのではないでしょうか? ここでご案内する 悉皆屋さんのようにネット上にサイトを開いて 戴ければ、少しは気軽に相談しやすいと思います。 着たくても着られない 'きもの' がタンスの奥に眠っていませんか? (6-3-11)

3月に行われていたはずの卒業式、大震災の影響で多くの学校で中止されていたのですね ・・・。 こちらの学校では、改めてこの時期に行われた とのことです。 私どもも同様に、新しい日程で改めてご予約いただけるようになりました。 被災された方々にはお見舞いの言葉すら見つかりませんが、これまで通りの生活にできるだけ近づけますよう、心よりお祈りしています。 (5-29-11)

今年の夏は原発の影響で、どうも海より山だとか ・・・。 ここでご案内する 車内で 'きものファッションショー' を開かれた「わたらせ渓谷鉄道」 の他にも、富山の黒部渓谷鉄道、京都の嵯峨野観光鉄道、九州には南阿蘇鉄道など、オープンエアの車内から山や渓谷を直に感じられるローカル鉄道があります。 まだ梅雨入り前なのに、もう夏が待ち遠しくなりました。 (5-23-11)

伝統の縞柄をしっかりと織り上げた 「遠州紬」の展示会 の案内記事です。 'チョッと地味かも' と心配されそうですが、帯や小物とうまく組み合わせると、若々しく粋に仕上がると思います。 そろそろ単衣の季節! ご主人がいつもより早く帰宅されそうな時にでも装われてみてはいかがでしょうか? 時にはサプライズな演出で、お出迎えを ・・・。 Good Luck! (5-11-11)

キッチリと礼装できめた 嫁と姑が手に手をとって藤棚の下を巡る ・・・、時はまさに春爛漫、「幸せな家庭」を象徴する風景です。 もともとお正月に行われていたとのことですから、新年を期に新しく迎えた嫁を町内にご披露するという行事だったのでしょう。 地方にはまだまだ素敵な慣習が残っているのですね! 千年の時を超えるよう、ぜひ親から子へ繋いでいってほしいものです。 (5-4-11)

神戸市立美術館所蔵の浮世絵が、現在、韓国・ソウルで展示されている とのことです。 オランダ渡来の画法が浮世絵師に採り入れられ、西欧の画家たちはその浮世絵を参考にして自らの絵を創りあげていく、日欧のインタラクティブな関係にスポットが当てられているようです。 日本では韓流の時代劇を楽しみ、韓国では同じ時代の浮世絵を鑑賞する、これも又、インタラクティブ! (4-26-11)

岩手県大船渡で長く続いていた 男の子も女の子も和装での入学式、やはり大津波の直後では中止 する他なかったのでしょう。 それでも、とても残念に思います。 むしろ、このように逆境の時だからこそ前向きな思い出作りをしてあげて欲しいのです。 ツィッターなどで呼び掛けると、子供のきものの 20 や 30 着、すぐに集まったのではないでしょうか! (4-21-11)

こちらは北陸、富山県氷見で行われたのお祭り の話題です。 きもの姿の若い女性のパレードは日本全国あちこちで見受けられますが、ここでは、頭も日本髪(丸髷)でキッチリと決めておられます。 氷見の芸者も年に一度のお寺詣りには、'普通の女性に戻って丸髷に結いなおした' という故事に基づいた、優しさ溢れるお祭りのようです。 (4-18-11)

伝統文化を大切にされている福井からの発信です。 十二単を着付けから見せていただくイベント が開かれたとのことです。 一本の紐だけですから、着付けに時間が掛かっても、確かに脱ぐのは一瞬です。 併せて、今や希有の夏の正装、打掛の「腰巻」も披露されたようです。 むし暑い日本の夏、ご覧になられた方はそのチョッと面白い工夫に納得されたことでしょう。 (4-8-11)

'きもの' についての豆知識 がありました。 江戸時代の歌舞伎役者、と言うより、彼らのファンがもてはやしたファッションです。 「市松模様」、「吉弥結び」、「小六染め」などなど、確かに、今もなお、役者の名前そのものでまかり通っています。 当時、「歌舞伎」がエンターテイメントのリーダーであり、そこから次々と新しいファッションが生まれていったことがよく解ります。 (4-3-11)

東北地方から「着物姿に大正ロマン」といったニュースが発信されると、とても心が癒されます。 未だ苦しみの真っただ中にある太平洋側と比べ、日本海側は被害が少なく記念のイベントも開催できたのでしょう。 弘前城の桜が満開になるまでには、新幹線も青森まで繋がるようです。 それぞれが出来ることで、「東北」を精一杯応援していきたいものです。 (3-27-11)

3・11大地震の犠牲者に心より哀悼の意を表し、避難されておられる多くの方々に謹んでお見舞い申し上げます。 その中で、海外の人々から震災後の日本人の行動に称賛と激励をいただいたことに誇りを感じます。 培われ成熟した伝統や慣習を日本人自らが再認識する機会にもなりました。 ご案内するのは「西陣織と京友禅の合同展示会」です。 (3-21-11)

不安定な日中関係の中でも、とりわけ対日感情の厳しい南京で、日中友好に心を砕いておられる多くの関係者がいらっしゃるのは大変心強いことです。 「南京ジャパンウィーク」で、南京大学の日本学科の学生さんたちが 'きもの' を着てキャンパスを闊歩されると、日本の伝統と文化に改めて興味を抱いて貰えるシンボルとなるのは間違いありません。 (3-11-11)

新茶摘みといえば、もともと「夏も近づく八十八夜」ですから初夏の風物詩なのですが、ハウス栽培のものは 早くも茶摘みの季節 だそうです。 それでも衣装は、絣のきものに、姉さんかぶりの手ぬぐい、茜のたすき! 殆ど晴れ着ばかりを目にさせていただく私どもですが、このように若い女性の作業着姿も又、カッコよく、とても新鮮に感じてしまいます。 (3-8-11)

'はかま' 姿の中学生による「かるた取り大会」 に、きもの姿の大学生が高校生を招いての「お雛さま茶会」! 若者たちが和装を楽しみ、日本の伝統文化をしっかりと受け継いでいく、とても嬉しく、元気づけられる話題です。 さすが京都、四季彩々、いろんなイベントで盛り上げられますね! 確か、昨年初めに は、十二単の女性たちによる 'かるた会' の記事を見かけました。 (3-3-11)

エコなきもので、エコについて語り合う、横浜でのイベントについての話題です。 ただ、きものが真にエコであるためには多くの条件があり、現在では、その条件を満たすのがなかなか難しいのです。 洗い張り、染め直し、そして繕い、布地の断片になるまで大切に使われてきました。 私どもも、お母さまお譲りのおきものを大切に着ていらっしゃる方に接するのは本当に嬉しいものです。 (2-16-11)

貴女の 写真の上にきものを着せる iPhone のアプリ が、昨年の秋から紹介されています。 確かに、全体の雰囲気は掴みやすいのですが、やはり、実際に肩にあて、感触を確かめた上で決めてください。 織の種類、染め方に染め色、風合いとしなやかさ、しっかりと五感で感じてほしいのです。 間違いなく、きものは世界で最も贅沢なコスチュームなのですから ・・・。 (2-11-11)

「きもの」に関するアンケート調査の結果 が出ていました。 きものを着たことがない方、殆ど着る習慣がない方を合わせると半分以上、和装産業が衰退するのも無理からぬところです。 しかし、着る側の視点から見ますと、4 割近くは「今後、きものを着たい」と、その魅力を実感しておられます。 事実、私どものお客さまは、きものの装いをますますお楽しみになっておられるようです。 (2-7-11)

ユネスコの無形文化遺産に登録された 「結城紬」、地元では生産を維持する施策 を模索しているようです。 ただ、結城紬の振袖を若い方に着せるのはチョッとかわいそうな気がします。 紬でも華やかな柄の振袖をショーで見る機会がありましたが、やはり紬ではサテン地(綸子)のような優雅なドレープを出すまでには至りません。 格調高い結城紬に合う振興策はないのでしょうか? (2-3-11)

節分に行う厄払いの風習は、全国各地まだまだいろんな形で残っているのかもしれません。 ここでご案内する 'おばけ' は厄年の男女がコスプレ(着物)で他人になりすます とのことだそうですが、むしろ、みんないっしょに笑いで厄を吹き飛ばそう、という関西系らしいノリを感じます。 はたして、コンビニが仕掛けた '恵方巻' のように全国区のイベントになるのでしょうか? (1-30-11)

先の戦争の混乱期に成人になられた世代は、戦場に赴いた男子のみならず、何もかも失われた国内で女子も大変な苦労をされています。 今、養護施設で車いすの生活をしておられ、人生 4 回目の成人式を迎えられた方に 「振袖を着ていただこう」とのボランティア活動 の話題です。 先ずは、かように心温まるイベントを仕掛けられた方々に心より喝采を送ります。 (1-28-11)

若い女性がきもの姿で「三寺まいり」、川沿いには千本余の和ロウソクと雪のご灯明、信心深いお国柄とはいえ、親鸞聖人ご命日の前夜、こんな行事が今も飛騨で続けられていることなど全く知りませんでした。 とりわけ厳しい寒さと大雪の中、本当に大変な思いをされたことでしょう。 切ない歴史を抱えて縁結びの行事になったようですが、皆さんのお幸せを共に祈ります。 (1-19-11)

「菱川師宣記念館」が、江戸時代から昭和期までの 'きもの' 美人画を展示、投票による美人コンテストを始めた というユニークな話題です。 美人コンテストはともかく、筆者としては、それぞれのきもの姿を見てほしいのです。 びっくりされるほどゆったりとした着付け、日常にきものがあった時代の形です。 私どものお着付けを経験された方は、きっと実感されていることでしょうね。 (1-16-11)

'自転車ときもの' といえば、筆者のイメージでは、どうしても「坂の上の雲」時代の上流階級のお嬢さまたちのお転婆な趣味、になってしまいます。 現在、自転車は買い求めやすい価格にはなりましたが、形はどれもほぼ同じです。 'きものでも乗れる' 新しいモデル の発売は楽しみですが、他にももっともっと特徴があり個性のある自転車が通りを走り回ってほしいと願っています。(1-10-11)

真央さんは赤、花菜さんは水色、お正月の装い はさすがに華やかです。 次は成人式! 渋谷の街は、朝から新成人の振袖姿で溢れます。 一日だけでも女らしくおしとやかでいたい、とのお気持ちも分かりますが、筆者は、たとえ振袖でもドレスのお友だちと同じように、いつもと変わらず元気に動き回って、楽しい思い出をたくさん作ってほしいと心から願っています。 (1-6-11)

「卯」年の新年らしい話題です。 秋田の私設の人形館のようですが、全国から集められた 「うさぎ人形」 50 点を一般に公開 されているとのことです。 ところで、私どもの今年最初の「季節のカード(年賀状)」はいかがでしょうか? マスコットの「卯頂天」うさぎ、ひょうきんで、可愛くて、思わず買い求めてしまいました。 ただ有頂天を戒め、地道な行動を忘れてはいけないのでしょう。 (1-3-11)

初詣などで 着物姿の女子にご一緒する男子の心得メモ を見つけました。 女子としては相手方の気遣いをチョッとうっとおしく感じる時もあるのかもしれませんが、やはり、男子のメリハリのきいた気配りは、きっと心強く感じられれることでしょう。 '少しでも長く一緒にいたい' とのお気持ちはわかりますが、懸命に頑張っている男子にプレッシャーを掛け過ぎないでくださいね! (12-30-10)

関西の 女子大学生が「きもののファッションショー」を主催した とのニュースがありました。 モデルとして参加された方が、「始めは地べたに座って大声で話していたが、いすに座って声を抑えて話すようになった。 立ち方や歩き方、しぐさも上品になっていった。」とのことです。 ただ、私どもはできるだけお洋服の時と変わらない、動きやすい 'きもの' の装いでなければと考えています。 (12-27-10)

各地のクリスマスのイベントも盛りだくさんで賑やかですが、やはりお正月の新鮮な雰囲気は格別です。 六本木の 「東京ミッドタウン」でのお正月イベント を紹介しているサイトがありました。 目玉は、1月3日の「太夫道中」のようです。 筆者も、赤坂「氷川神社」での初詣の後、ミッドタウンへ足を伸ばして見物できれば、などと考えています。 皆さん、いかがですか? (12-21-10)

年末・年始の集まりに、カジュアル着物をお勧めする記事 がありました。 筆者としては、先ずはお母さまのたんすから着物と帯を拝借して、ご自分で選ばれた半衿など小物類とコーディネートされてみてはいかが、とご提案します。 着丈やゆきが合わないのでは、とご心配になるかもしれませんが、お着物はおおかた着付けで調整できるのです。 自信を持ってお出かけください。 (12-19-10)

お正月は男性も 'きものの装い' はいかがでしょうか? 「中日新聞」に丁寧な案内記事 がありました。 下着は手元にあるもので十分間に合います。 男性は腹式呼吸ですから、帯はおなかのグッと下め、腰骨の上でキリリと締めてください。 だからこそ、背筋がピンと伸びて姿勢が良くなるのです。 フォーマルな 'きもの' をお召しの場合、足元は白足袋に草履で決めてください。 (12-11-10)

来年2月に新宿区・妙正寺川沿いで、イベント「染の小道」 が開かれるとのことです。 妙正寺川は高田橋で神田川に合流します。 その川沿いに染めもの屋さんや悉皆屋さんが軒を連ねたのは自然な成り行きだったのでしょう。 さらにその下流、神田川沿いの音羽には製紙、製本の工場が生まれます。 神田川は花のお江戸の伝統文化を明治期へと繋いでいったのです。 (12-8-10)

海老蔵さんの災難にかこつけて、どうして「ステテコが売れている」というニュースに繋がるのでしょうか!? 'きもの好き' の方であれば、「ももひき」の丈をを短くして '粋' がったのがステテコの始まりだったのはご存じでしょう。 でも、その「ももひき」が 'スパッツ'、'レギンス' と呼ばれ、とりわけ女性ファッションに広く採り入れられるようになってしまいました。 次は、何と「腹巻!?」のようです。 (12-3-10)

12月4日から、映画「武士の家計簿」 が封切られるようです。 '刀を振り回すことのない' 時代ものが小説やTVにも現れ、人気を得るようになってきました。 お江戸八百八町の治安が南北町奉行所の限られた人員で守られていたことをみても、おそらく世界一平和で安全な大都会であったはずです。 そこでつましく暮らす武家家族の実生活はどうだったのでしょうか? (11-29-10)

「結城紬」がユネスコ無形文化遺産の候補として選定・推薦されて一年半、ついに 正式認定 に至ったようです。 真綿から紡がれる糸を先染めする技、更には、たて糸とよこ糸を微妙に操りながら繊細な柄を生みだしていく手織りの技、大変な手間と時間を掛けて出来上がります。 今やブランド織物の代表格の一つになりました。 お持ちの方は本当に幸せですね! (11-18-10)

APECで来日された首脳夫人方がはおられた、鮮やかな 5 色のガウンドレスを TV などでご覧になりましたか? 素材は日本が誇る「丹後ちりめん」で、しかも絹糸とエコ繊維の混紡だそうです。 振袖などでもおなじみの生地ですが、流れるようなドレープが際立つドレスも悪くありません。 世界の多くの人々に、この素晴らしい織物を知っていただくよい機会になりました。 (11-13-10)

先月は、「上田紬」の振袖発表会についてお話ししましたが、沖縄でも「はえばるの絣や花織」で振袖を創っておられるようです。 さらに、こちらは成人式にその新作を貸し出されるとのことです。 新成人にとっても地元の伝統の品に身を包むのは誇らしいことでしょうし、制作される方々も自由な発想で思い切った柄のきものを生みだす、又とないチャンスになることでしょう。 (11-6-10)

「年賀状作成ソフト」の次は、やはり '年賀葉書の発売キャンペーン' なのですね! 郵便のシンボルカラー、真っ赤な振袖で蒼井優さんが登場され、年賀状には直筆で言葉を付け加えたいとの意気込みを披露されています。 ところで、お正月はきものの装いで、などと考えておられますか? 先ずは、お母さまのコレクションからのお譲りに袖を通されてみてはいかがでしょうか? (11-2-10)

英国の「テレグラフ」紙までもが、日本のきもの文化の衰退を心配しています。 確かに、和装産業は伝統文化の集大成であり、それに携わる職人や培われた技術が失われると、残念ながら崩壊の道をたどります。 私どもの力はあまりにも小さいのですが、それでも、できるだけ多くの若い方々が、もっと身近にきものを感じて貰えるように精進いたします。 (10-28-10)

年賀状作成ソフトの発表会」に、上戸彩さんが紫地のシックな振袖姿で颯爽と登場されたようです。 いつの間にか「年賀状」が話題に上がる季節になってしまいました。 上戸彩さんのように丁寧に手書きされる方でも、宛名書きだけは使いやすく、よく工夫されている専用ソフトに頼っておられる方は多いことでしょう。 年に一度の「住所録」大整理の季節とも言えますね! (10-25-10)

SHEILA さんは、白無垢姿になってようやくきものへのトラウマが払拭された、と話しておられるようですが、私どもの場合も、着付けを始める前に「きものは似合わない、でも着てみたい」と正直にお話しいただいた方がいらっしゃいました。 でも今は、何のこだわりもなくきものを楽しんでおられます。 やはり、'適切な着付け' が、'きもの好き' になる一番のきっかけのようです。 (10-22-10)

茨城県の「石岡ジャスコぱれっと」で 'お龍さんの単衣のお召し' が、展示されるとのことです。 単衣から袷への衣替えは、さほど長い歴史のある習慣ではありません。 きものは基本的に単衣で、寒くなれば一枚一枚重ね着をしていました。 ところで、袷はもともと中綿が入れられるように考えられたもので、寒さが和らげば中綿を抜いて着る、実用性の高い 'きもの' だったのです。 (10-20-10)

上田紬を後染めで振袖に仕上げ発表された とのことです。 「紬」とはいっても '絵羽付け' されていれば間違いなくフォーマルウェアです。 原色に近い色使い、華やかな柄の多い振袖の中に、抑えた光沢の淡い青や紫地、控えめな柄ゆきのものが混じれば、なかながユニークで魅力的でもあります。 こんなにシックな振袖にチャレンジされる方はいらっしゃいますか? (10-13-10)

「山口美術織物」の山口伊太郎さんが長い歳月をかけ西陣織で「源氏物語絵巻」を作り上げられたのが一昨年でした。 今年は「服部織物(服部荘二郎社長)」が「佐竹本三十六歌仙」を完成されたとのニュースです。 いずれも古い絵を忠実に織で再現されたものですが、その精巧な織物を衣装にしてしまう日本! やはり世界で最も贅沢な「衣の国」と言えそうです。 (10-1-10)

今年も 10月31日を中心に日本橋周辺で「Tokyo Kimono Week」と銘打って、きものファッションショーやパレード、きもの姿でのコンサートなど、いろいろなイベントが予定されているようです。 花のお江戸の中心地であった日本橋 ! 今は新しいものと古いものが共存する魅力的な街に変身しています。 時には、日本橋界隈を散策されてみてはいかがでしょうか? (9-27-10)

'丹後ちりめん' で天橋立をのんびりと散策! 今年の「丹後きものまつり」は、10月17日に開かれるとのことです。 まつりに合わせて旅行できる方は本当に幸せですね! 抽選会には、300点ものお楽しみが準備されているとのことですから、ぜひビッグな賞品を当ててください。 筆者は、今は亡き友人と天橋立に向けて、車で雨の峠を越えたことを思い出してしまいます。 (竜、9-21-10)

徳川幕府を倒した官軍の総大将 西郷どんも着物を '左前' に着せられ たら、気の毒に 'お陀仏どん' になってしまいます。 ただ、とても笑っていられないのです。 今夏、'ゆかた' を召された方はたいへん多かったのですが、残念ながら、逆に合わせた衿元をけっこう見かけてしまいました。 日本古来の服装には男女の差別がないこと忘れないで下さいね! (9-18-10)

あこがれの「花嫁道中」を再現された、との記事がありました。 遠路の場合でも、途中、乗り物や馬の背から降り、歩いて御夫君の家へ入るのが、昔からのしきたりでした。 式は文字通り華燭の宴、夜に行われ、三三九度の固めの杯を執り行うのは仲人です。 出席者の長老が「高砂」を謡い宴席になります。 昔の「祝言」も、なかなか魅力的ですね! (9-12-10)

毎年9月1日から始まる富山市八尾の「おわら風の盆」も終わったようです。 それでも日本列島の残暑は続き、秋風が吹き始める気配すらありません。 いつもは静かでのどかな人口5千人の町に、この3日間だけで見物客20万人! 確かに地元住民の戸惑いは大きいでしょう。 以前からこうであったら、勿論、小説「風の盆恋歌」も生まれることはなかったはずですが ・・・。 (9-3-10)

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