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着物姿の女の子と初詣に行くときの気遣い 9 パターン

初詣は晴れ姿でおでかけする数少ない機会です。 慣れない格好で混雑した場所を歩く女の子には、細やかな気遣いが必要になるでしょう。 そこで今回は、「着物姿の女の子と初詣に行くときの気遣い 9 パターン」をご紹介します。

  1. 混雑しなそうな時間やルートを調べておく

    長時間人ごみにいると、体力、精神ともに疲れてしまうので、それを回避できると女の子の気も休まるでしょう。 また、当日の休憩スポットや混雑する場所などを事前に教えておいてあげると、女の子も安心するでしょう。

  2. ハンカチ、時計、財布など、女の子が出しづらそうなものをスッと出せるようにしておく

    着物は普段着と比べて想像以上に動きづらいので、ハンカチの使用や時計の確認など男性が代わりにしてあげられることは、やってあげた方が良さそうです。 勘定も最後に清算すればよいので、立て替えておいてもいいでしょう。

  3. 女の子の着物姿と相性の良さそうな大人っぽい格好をする

    年一回の記念行事なので、写真を撮ったり、いい思い出を残したいと思うのが女の子の心情です。 そこをくみ取って、着物姿に合うような格好をしていくのもひとつの気遣いでしょう。

  4. 着物の歩きにくさに配慮して、歩くスピードを遅くする

    「(着物で歩くのが大変だと)気がついてくれたんだって思うから(20 代女性)」というように、女性の歩幅が狭く、下駄で歩きづらいという状態を理解し、ゆっくり歩いてあげることは、女の子にかなり嬉しい気遣いとして心に響くようです。

  5. 泥や水たまりがあるような、着物が汚れそうな道を避ける

    「舗装されていない道は避けてほしい(20 代女性)」というように、女の子は着物が汚れることをかなり嫌がるようです。 混みすぎていると地面が見えなくなる恐れがありますので、混雑しすぎの場所も避けた方がよさそうです。

  6. お手洗いのことを常に気にしてくれる

    着物を着ているときは、お手洗いに行くのもいつも以上に大変です。 お手洗いがあるたびに女の子に確認してもよいでしょう。 また、出来るかぎりキレイなお手洗いを案内した方が親切なので、事前にキレイなトイレスポットをリサーチしておくとよいでしょう。

  7. 階段の上り下りを極力避ける

    着物姿だと、歩幅の狭さから階段の上り下りの危険度がグッと高まります。 従って、歩道橋があっても少し離れた横断歩道を利用するなど、なるべく歩きやすいルートを選ぶのも気遣いのひとつでしょう。

  8. 女の子の着物姿が映えそうな場所があれば、写真を撮ってあげる

    「着物姿を写真に収めたい!」と女の子が思っていても、混雑しすぎるとそんな余裕も徐々に消えていきがちです。 そのような点も考慮し、人ごみの少ない撮影スポットで写真を撮ってあげると、「気が利く人だなぁ...」と感心される可能性が高いでしょう。

  9. 女の子の少し後ろを歩き、周りを見渡せるようにしておく

    着物姿は後ろを向いたり、体勢を変えるのにちょっと苦労します。 そのため、後ろから自転車等が来ていても、女の子は気づきにくいだけでなく、よけづらい状態にあります。 そのような危険から守るためにも、着物姿の場合は、女の子の少し後ろを歩き、常に周りを見渡せるようにしておいた方がよいでしょう。

皆さんは初詣でほかにどんな気遣いをして、女の子に「気が利くなぁ」と言われたことがありますか? ご意見をお待ちしております。 (BLOCKBUSTER)

(スゴレン = 12-30-10)

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