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着物をバーチャル試着 呉服卸の丸上

呉服卸の丸上は、仮想空間の中で着物の試着ができる新ブランド「ヒビコレ」をお披露目しました。 モニターの前に立つと自分の姿に着物が合成され、実際に着ているように見えます。 着物は反物から仕立てるため出来上がりのイメージがつかみにくく、帯との組み合わせなどを考えると 1 回の試着に 20 分ほどかかるといいます。 丸上では、わずらわしさを解消できるバーチャル試着の導入で着物初心者である 30 歳から 40 歳代の販路拡大を狙います。

(TV Tokyo = 5-2-18)

iPhone でバーチャル試着! 着物離れに放つ一手

若者の着物離れがいわれて久しい。 洋装に比べ高価で着るのに手間がかかり、着物は限られた日にしか着られない貴重品のような存在となっている。 「着たいけど、なかなか手を出せない。」 そんな声に応え、本格的な着物を気軽に楽しめると人気を集めているのが、大丸京都店(京都市下京区) 6 階呉服売り場の「長沼静きもの ひととき」。

訪問着や小紋を中心に、有名作家の手がけたレンタル着物を 3 万 1,500 - 7 万 3,500 円で提供。 着付け(5,250 - 8,400 円)やヘアセット(5 千円)、メーク(5 千円)もすべて店内で行えるため、普段着のまま来店しても約 60 - 80 分で着物姿に変身できる。 着物の品ぞろえは約 50 点で、店頭にないものはカタログからの取り寄せも可能。 帯や草履、バッグも料金に含まれており、肌着以外の小物を準備する手間もない。

なかでも利用客の評判となっているのは、米アップルのスマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone (アイフォーン)」を使ったバーチャル試着。 店頭で撮った顔写真とカタログの着物写真を組み合わせ、着用イメージを確認できる。 似合う色や柄を着る前にシミュレーションでき、「いろんなデザインを合わせるだけでも楽しい」と、同店スタッフの原田なをみさんは話してる。

(産経新聞 = 2-11-11)

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