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玉三郎さん、可憐に悲恋の沖縄「組踊」

人間国宝で歌舞伎女形の坂東玉三郎さんが 16 日、国立劇場おきなわに登場。 沖縄の古典芸能「組踊(くみおどり)」で、悲恋を乗り越える琉球国王の妹役を演じた。

歌舞伎の影響を受けたとされる芸能だが、様式は似て非なるもの。 音階に乗せた独特の語りや琉舞を、鮮やかな色彩の染め物をまとって披露した。 「色々な芸能にふれるのが生涯のテーマ」という玉三郎さん。 「琉球の美」を集めたといわれる組踊で輝きを放った「大和屋」に、大きな拍手がわいた。

(朝日新聞 = 3-17-13)

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