ビアガーデン、芸舞妓がおもてなし 京都・上七軒
京都最古の花街（かがい）・上七軒（かみしちけん、京都市上京区）で 1 日、浴衣姿の芸舞妓（げいまいこ）がもてなす恒例のビアガーデンがオープンした。 場所は上七軒歌舞練場の庭園。 心待ちにしていた客が詰めかけ、冷たいビールでのどを潤した。
上七軒の夏の風物詩。 舞妓の梅ちえさん (21) は「古都の風情を感じて涼んでいただけたら、うれしおす。」 9 月 5 日までの午後 5 時半 - 10 時（8 月 14 - 16 日は休み）。 問い合わせは上七軒歌舞会 (075・461・0148) へ。（大村治郎）
ビアガーデン、女性も気軽に乾杯 芸舞妓のおもてなしも
夏はまだ先ですが、「暑い」と感じる日が増えてきました。 仕事や用事を早く切り上げて、ビールでも飲みに行きたいですね。 そんな人にとって魅力的なのがビアガーデン。 男性向けと見られがちですが、最近は女性を意識した食事を出すなど、イメージチェンジを図る店がめだちます。
阪急百貨店うめだ本店は、屋上広場に 4 月 20 日から開いている。 世界の屋台を巡るイメージで、食べ放題の料理や飲み物が変わる。 サラダが充実していてノンアルコール飲料も 10 種以上と多い。 ジェラートも楽しめる。 初日に知人と利用した女性 (24) は「野菜が多いのがうれしい。」 昨年は女性が 7 割を占めた。 売り上げも好調で、今年は前年比 10% 増を見込む。
高島屋大阪店は、ベトナムやタイなどアジア料理が特徴だ。 今年は「スーパーフード」を使ったチキンライスやサラダも用意する。 料理以外の面で「差別化」に取り組む店もある。 京都市上京区の上七軒歌舞練場では芸舞妓（げいまいこ）がビールを注いでくれる。 岡山市北区の日本三名園の一つ「岡山後楽園」では、夜間の特別開園に合わせて開く。
ビアガーデンは一時人気が落ちたとも言われていたが、近年は再び注目されている。 2015 年のキリンのインターネット調査では「必ず行く」という人の割合は 25.6% で 4 年前の調査より 10.7 ポイント上昇した。 同社は「女性や家族連れでも入りやすい店が増え、顧客層が広がった」とみる。（岩沢志気）