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336 人が打ち鳴らす 小倉祇園太鼓の打ち初め式

小倉に夏の訪れを告げる小倉祇園太鼓の打ち初(ぞ)め式が 1 日、北九州市小倉北区の JR 小倉駅南口のペデストリアンデッキであった。 過去最大規模となる 30 団体 336 人が参加し、法被や浴衣に身を包みリズムよく太鼓を打ち鳴らした。

1 日は「太鼓台開き」と呼ばれ、太鼓の練習が解禁される。 式ではここでしか披露されない徐々に音が大きくなる「連綿太鼓」などが実演され、大きな拍手が上がっていた。 4 月に滋賀県から引っ越してきたという会社員の山本りさこさん (22) は「活気があって、太鼓の音はすごく体に響きますね」と楽しんでいた。

小倉祇園太鼓は 400 周年を迎える 2019 年を前に、国指定重要無形民俗文化財への指定をめざした取り組みを進めている。(宮野拓也)

(朝日新聞 = 7-1-17)

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