生徒がファションショー・越谷総合技術高校

埼玉県立越谷総合技術高校(武正章校長)の服飾デザイン科 3 年生 34 人が 2 日、越谷市中央市民会館劇場で卒業作品発表会「ファッションショー」を行った。 昨年文化祭に向けて作成した作品と卒業制作作品をモデルとなった生徒が次々と舞台に登場、80 着を披露した。

「NEXT - 次へ -」をテーマにした卒業作品は、ケープがスカートに、ジャケットがファーに、タイトスカートがフレアスカートになど、"変化" する服飾作品となっている。 アイデア、デザイン、縫製など 3 年間で学んだ集大成を見せた。

総務として発表会に向けて総指揮をとった金子花純さん (18) は「作る基本や技術だけではなく、精神面、解決力など人として成長することができた。 頑張って作った物を他の人に見てもらえてよかった。」と喜び、副総務の福田香奈子さん(同)は「はじめは周りが見えなかったが、支える者として自覚が芽生えてきた。 成功してホッとしている。」と笑顔をみせた。

モデルとなった生徒 15 人も毎日ウオーキング練習に励むなど、服飾制作だけでなく、それぞれが責任を果たしての "集大成" だった。 担任の三瓶茂子教諭は「中学課程では縫製を行う時間がないなど、物づくりが減っている中、ひとつひとつ吸収していってくれ、最後はデザインしたものを形にするなど飛躍的に成長した。 発表会では構成、演出を生徒自身が行い、協調性、まとめる力をつけてきた。」と教え子の成長ぶりに目を細めていた。 (東武よみうり = 2-10-14)

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自作ドレスをショーで披露 松本のエクセラン高生

松本市のエクセラン高校普通科生活文化コースの生徒たちが 9 日、市あがたの森文化会館講堂で自作のドレスなどをファッションショー形式で発表した。 3 年生 19 人が、卒業制作の作品などを自ら着用してステージに登場。 2 年生 20 人も司会や音響のスタッフを務めた。

3 年生は浴衣やウエディングドレスなど一人 5 点ずつを着て、ステージ上でポーズを決めた。 色とりどりの浴衣姿などでダンスも披露し、客席の保護者ら約 100 人から手拍子が沸き起こった。 昨年卒業した塩尻市宗賀の大学生三村彩乃さん (19) は「個性的な服が多くて演出もよかった」と後輩の晴れ舞台を喜んでいた。 (北村希、中日新聞 = 2-10-14)


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学んだ技術を市民にも 作品展やショー披露

豊丘高校(豊橋市豊岡町)生活文化科 3 年生による、作品発表会とファッションショーが 8 日、豊橋市松葉町のこども未来館で開かれた。 同校と同館が共催したイベントで、生徒 78 人の作品やショーを親子連れに披露した。

ファッションショーでは同科服飾文化コースの生徒 19 人が、ここにこ広場に設けられたランウェイで、自作したウエディングドレスなどの衣装をまとって登場。 華やかな衣装や演出を披露し、来館者から声援や喝采を浴びた。

生活教養コースの生徒39人は、8 グループに分かれて紙芝居と手遊びを行い、子どもたちを楽しませた。 2 階の活動室では、食文化コース 20 人を含む同科生徒の卒業作品を展示。 シュガークラフトやドールハウスなど繊細な作品を発表した。 16 日まで展示する。

同科は今月 5、6 日に校内で卒業発表会を実施。 今年は、授業で学んできた技術や作品を市民にも発表しようと同館でのイベントを開いた。 生徒たちは発表会直前まで製作に励み、ショーの演出なども自ら手がけた。 同校の峯田絵美子学科主任は「一般の人に作品を見てもらい、心から楽しんでいた」と話した。 (東日新聞 = 2-9-14)

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諏訪実高服飾科、3 年間集大成のファッションショー

諏訪市の諏訪実業高校服飾科は 1 日、3 年生が卒業を前に学習の成果を発表するファッションショーを市駅前市民会館で開いた。 女子生徒 38 人が自らモデルになり、個性豊かな作品で 3 年間の集大成を披露。 訪れた保護者や卒業生ら約 400 人を魅了した。

大小のリボンをちりばめたドレスやフランス貴族をイメージした衣装、はかまや打ち掛けといった和装など、作品のデザインはさまざま。 衣装に合わせてヘアメークでも華やかさを演出した生徒たちは音楽に合わせて舞台を歩き、堂々とポーズを決めた。 制作は昨年 8 月から半年をかけた。 ショーの最後に全員で舞台に登場すると観客から大きな拍手が送られ、感極まって涙ぐむ生徒もいた。

生徒代表の小田雅(みやび)さん (17) = 伊那市 = は「ショーを通じ、これまで支えてくれた家族や友人への感謝の気持ちが伝えられた。 3 年間のいい締めくくりになった。」と笑顔。 孫の発表を見に来た諏訪市の女性 (69) は「針も持てなかった子がよくここまで頑張ったと思う。 本当に感激した。」と目を潤ませていた。(信濃毎日新聞 = 2-2-14)

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個性輝く作品披露 必由館高ファッションショー

必由館高(熊本市中央区坪井)服飾デザインコースの発表会が 26 日、同区手取本町の鶴屋ホールであり、1 - 3 年生の 118 人が 1 年間取り組んできた作品をファッションショー形式で披露した。 同コースができた翌年の 2002 年度から開いており、出品した生徒たちがスカートやワンピース、エプロンなどを自ら身に着けて次々に登場、観客にポーズを決めた。

実行委員長の高津史乃さん(3 年)は「今年のテーマ『ブリリアント(輝く)』のように個性が際立つショーができた」と満足そうな表情。 観客からは「裁縫技術がしっかりしているようだ」、「見た目の良さとともに機能性も高そう」などと感心する声が上がっていた。 (池田祐介、熊本日日新聞 = 1-26-14)

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新座総合高生徒がファッションショー 3 年間の集大成を披露

県立新座総合技術高校の服飾デザイン科の 3 年生 34 人が 25 日、新座市内で、卒業作品などを発表するファッションショーを開いた。 3 年間の集大成として披露、舞台でポーズを決めるたびに、保護者や企業関係者、卒業生らから大きな拍手を浴びていた。

テーマは「結(ゆい)」。 「人とのつながり、信頼、助け合い」で作品を作ることに感謝した。 モデルや照明、音楽など全てを生徒が担当。 壇上ではウエディングドレスや、フォーマル、遊び着など 12 部門、約 50 のファッションをモデル 23 人が次々に展開した。 最後に 34 人の卒業作品を映像で紹介した。 服飾デザイン科の担任鈴木幸乃教諭は「よくできていました。 成長しました。」と語っていた。 来賓の金子広志新座市教育長も「生徒たちは明日の姿を明確に描き、志を高く掲げている」と評価した。 (埼玉新聞 = 1-26-14)


「フェンディ」がドキュメンタリー映画を web で上映

カール・ラガーフェルドがクリエイティブ・ディレクターを務める、「フェンディ」が、フランス人監督を迎え、ブランドの確信に迫るドキュメンタリーフィルム『インサイド・ザ・マザーシップ』を制作。 2014春夏ファッションショーの裏側も覗ける、楽しい映画のトレイラーを先出し!

ファッション界をドキュメントすることに定評のあるフランス人映画監督、ロイック・プリジェント。彼が映し出すのは、2014年春夏「フェンディ」のファッションショーから、新しくオープンを果たした旗艦店、ミラノ・モンテナポレオーネ通り店でのカクテルレセプションなど、ブランドのアニバーサリーイベント。

トップブランドならではの、スターモデルだらけのフィッティング現場や、カール・ラガーフェルド、アクセサリー部門クリエイティブ・ディレクター、シルヴィア・フェンディやデルフィナ・デレットレズなど、ブランドを支える面々の素顔が見られるとあって、ファッション好きなら見逃せない作品となっている様子。 『インサイド・ザ・マザーシップ』は 2014 年 2 月 5 日(水)に fendi.com にて上映予定。 セイブ・ザ・デート! (elle = 2-4-14)


若々しさと革新性 14 年春夏パリ・オートクチュール

若々しさと革新性。 24 日まで開かれた 2014 年春夏パリ・オートクチュール(高級注文服)コレクションは、みずみずしく軽やかなデザインに、驚くようなアイデアや技術を盛り込んだ作品が目立った。 凝った手仕事を競い合うだけでなく、「モードの実験場」としての役割が一段と強まってきた。

オートクチュールなのに、足元はスニーカー! シャネルは、定番のツイード製スーツから夜用のロングドレスに至るまで、その全てに刺繍(ししゅう)付きのスニーカーを組み合わせた。 ひざやひじにはプロテクターも。 優雅さを競い、1 着で百万円以上から数千万円という超高級注文服の世界では、この組み合わせは「事件」ともいえる。 手仕事を満載した淡く甘い服とスポーティーな要素のミックスは、伝統的な豪華さと現代的な快適さ、そして若々しさが無理なく共存できることを示した。

クリスチャン・ディオールも、フェミニンで詩的な服に運動靴を合わせた。 目を見張るほど凝った様々なカットワーク(布を切り取り刺繍でかがる手法)には斬新さも。 たとえば、さらっとした絹のミニドレスの無数の小さなカットワークの中に、何層もの立体的な花が楚々(そそ)と咲く、といった具合だ。 「着た人がびっくりして、服から感動を得られるようなアイデアを大切にしたい」とデザイナー。

伝統的な職人技も、真新しい発想に刺激を受けて進歩を続けている。 ディオールは「新時代のオートクチュール」の旗手として、着々と歩を進めているように見える。 ドレスいっぱいに躍るゴリラやライオン ・・・。 ヴァレンティノは動物柄を大胆に使った作品をそろえた。 創作のヒントはローマ歌劇場の演目や衣装から。 アップリケなどによる生き生きとした動物たちの表情から、手業の素晴らしさをたたえるデザイナーの思いが伝わってくる。

前回から復帰したヴィクター & ロルフも、オランダ国立バレエ団の団員をモデルに、前衛的なショーを見せた。 トーシューズでつま先立つモデルが着るラテックス製のドレスは、服と身体の境界があいまいだ。 デザイナーは「オートクチュールは創造の実験場。 服とは何か、身体とは何かを問いかけ、ソフトで、かつ先端的な表現をめざした。」と話した。

ジョルジオ・アルマーニ・プリヴェは小紋柄やワッペン風の刺繍飾りを使ったさりげない民族調。 日本製の竹ビーズも多用した。 「ありきたりの糸を使いながらも、刺繍などで類いまれな服を作った。 自然で自由な発想こそが今は大事。」とアルマーニ。 老舗ブランドが新しくデザイナーを迎えて復活する動きも。 ヴィオネは、前衛派フセイン・チャラヤンによるプレタポルテとの中間のラインを発表。 スキャパレリはイタリア人デザイナーが、ブランド本来の扇情的なスタイルを今風に置き換えた。

ベテラン勢も負けてはいない。 アトリエ・ヴェルサーチはアラブ風のスタイルに手寄せドレープをふんだんに盛りつけ、ジャンポール・ゴルチエはチョウのモチーフだけで約 50 作も展開して観客を驚かせた。

若手では、中国系フランス人のイーキン・イン (28) が光った。 裾上げ用の機械で織った珍しい布の造形など、はかなさと情熱的な強さが同居する。 インは「1980 年代に日本人デザイナーが服の既成概念を壊したように、商業至上主義から転換しつつある現オートクチュールに純粋な創造性をぶつけてみたい」と語る。 次回から仏レオナールのデザイナーに抜擢された。

今回の公式参加は 23 ブランドだが、ほかに約 20 の新進ブランドも非公式に参加。 その多くに共通する若々しくナチュラルな作風は、中東や中国で急増する富裕層の子女向けという背景もある。 しかしその革新性は、低価格品の隆盛で進むファッションの画一化を阻む突破口の一つになるとの期待もある。

会期中にはディオールがファッションを学ぶ世界各国の学生 81 人を工房やショーに招き、話題になった。 フランスの有力企業も若手育成のために本腰を入れ始めた。 パリ・オートクチュール協会のディディエ・グランバック会長は「オートクチュールという場の重要性がますます高まっている」と話した。 (パリ = 編集委員・高橋牧子、asahi = 2-3-14)


「モードな街角」 汚れも魅力に変えるアメリカ

月 1 回、ニューヨークから「モードな街角」をお届けしています。 毎月コラムの締め切りが近づくにつれてソワソワし始め、原稿を書き終えるとホッとし、また気がつくと次の月の締め切りが … というようなことを繰り返してきた気がします。 執筆より取材より、一番時間がかかるのがネタを探すところ。 変化の激しいニューヨークにいるにもかかわらず、「今月はもうネタがないかもしれない …」と不安になったことは数知れず。 まだまだアンテナの張りの甘さを痛感しています。

と同時に、純粋に面白い! と思ったことを取材して書くことのできる貴重な場をいただけていることに、とても感謝しています。 この一年は、仕事でアメリカ国内を旅する機会に恵まれた年でした。 メトロポリス(イリノイ州)、フィラデルフィア(ペンシルベニア州)、ポートランド(メイン州)と、地方の生産現場に足を運び、"メイド・イン・アメリカ" の魅力に触れました。

特にアメリカにあこれがあったわけでもなく、流れのままにここに住むことになった私は、とりわけ質がいいというわけでもないのに値の張るアメリカ産のモノたちがなぜそんなに人気があるのか、不思議でなりませんでした。 しかし、調べていくうちに、徐々にそのラフさの中にある魅力に気が付き始めている気がしています。 けっして綺麗とは言いがたいムラのある縫製やゴワゴワとした素材感など、心地よさや既成の美しさとはかけ離れていても、そこには生き生きとした生命力を感じさせる何かがあるのです。

私の住むブルックリンでも、そういったアメリカらしい商品がどんどん生まれてきています。 例えば「Stanley & Sons」というハンドメイドのエプロンとバッグを作っているブランドは、雨に濡れたり、使い込むことで生地も柔らかくなり、味が出てくるのがウリ。 汚れも魅力に変えてしまうというのが、とてもアメリカらしいモノづくりだと思います。 2014 年もそういった日本にはないアメリカの面白さを発見し、お伝えできればと思います。 ご愛読のほどよろしくお願いいたします。(池田桃子、asahi = 1-24-14)


冬もカワイイ! ロリータ新作服ショー 札幌・赤れんが庁舎で

レースやフリルを多用したロリータファッションの新作ファッションショーが 18 日、札幌市中央区の道庁赤れんが庁舎で開かれた。 バイオリンの生演奏が流れる中、道内各地から訪れた愛好家約 40 人がショーを楽しんだ。 札幌や小樽をロリータファッションの聖地にしようと活動する企業「北ロリ(札幌)」と道の主催。 同社は、北海道独自の商品を世界に発信しようとする道の支援事業に昨年採択され、寒冷地仕様の服を開発している。

ショーでは、クマの耳が付いたフード付きコートや、肩に掛けるウールのケープなど実用的な 11 点が登場。 試着会も開かれ、コートを着てみた札幌市豊平区の専門学校生、照井美央さん (19) は「暖かいだけでなくデザインもかわいい」と商品化に期待していた。 (上野香織、北海道新聞 = 1-19-14)


少女マンガ「君に届け」、「マイルノビッチ」をテーマにしたファッションショー

京都国際マンガミュージアムで

京都国際マンガミュージアムで、少女マンガ「君に届け(椎名軽穂)」と「マイルノビッチ(佐藤ざくり)」をテーマにしたファッションショーが 3 月 9 日に開催される。 京都市と京都国際マンガミュージアムは、2011 年度から「少女マンガ」からインスピレーションを得て衣装を制作するプロジェクト「Kyoto Manga Girls Collection」に取り組んでおり、3 回目となる今回は創刊 50 周年を迎えた集英社の「マーガレット」および「別冊マーガレット」とコラボする。

人気連載作より "クールファッション" と "恋に効くファッション" をテーマに、企業(村田堂、ヒューマンフォーラム)が制作した衣類各 10 点と一般公募で選ばれた作品 2 点が披露される。 公演は午前と午後の 2 回。 定員は各 150 人で、料金は無料。 ただしミュージアムへの入場料が別途必要になる。

参加方法は、申し込みハガキ(郵送)のみで、2 月 18 日必着。 応募詳細は公式サイトで確認できる。 ファッションショーで発表した衣服や関連資料は、同ミュージアムで 3 月 23 日 - 6 月 8 日に展示する。 (Ameba = 1-15-14)


「H & M」が新ライン「H & M ストゥディオ」を発表、再びパリコレ期間中にファッションショーを開催

「H & M」は、パリ・ファッション・ウィーク期間中の 2 月 26 日にショー形式で、新ライン「H & M ストゥディオ (H & M Studio)」を披露する。 同ラインは、シーズンのキーとなるアイテムで構成。 これまでのコレクションライン同様、社内のデザイン・チームが手掛け、限定数のみ販売を行なう。 ショーの模様は、公式サイト上でライブ・ストリーミングされる予定だ。

同ブランドのクリエイティブ・ヘッド・オブ・デザインのアン・ソフィー・ヨハンソン (Ann-Sofie Johanson) は、「『H & M ストゥディオ』をパリでお見せできること、そして一つのコレクションでキー・トレンドとアイテムを表現できることは、非常にエキサイティングです。 『H & M ストゥディオ』は私たちのファッションへの愛であり、我々がしていること全ての核心です。」とコメントしている。

なお、同ブランドは 2013 - 14 年秋冬シーズンのパリ・ファッション・ウィークで、初のコレクションラインを発表。 ショーには、アシュリー・オルセン (Ashley Olsen) やクロエ・グレース・モレッツ (Chloe Grace Moretz) を始めとする多くのセレブリティが来場した。 2014 年春夏シーズンも引き続き、コレクションラインを制作したが、ショーは行なわなかった。 (WWD = 1-9-14)



ベトジェットエア、機内でビキニファッションショーを再び開催 = サンタのパレードも

ベトナムの LCC、ベトジェットエアは、機内でビキニファッションショーを開催しました。 開催は 2 度目で、初めて開催した際には航空当局に事前に申請しなかったとのことで、罰金 2,000 万ドン(約 75,500 円)を支払っていますが、今回は騒ぎになっていないようです。

これは、ヴィン - ダラット線の就航にあわせて開催したもので、ダラットフラワーフェスティバルにあわせて、花をモチーフにした衣装となっています。 また、ヴィンでは 200 人のサンタクロースによるパレードも開催しました。 動画 も公開となっています。 (Traicy = 1-6-14)



今井華に大歓声 満面の笑みでウォーキング

雑誌「JELLY」モデルの今井華が 27 日、ファッションショーに出演し、大歓声を浴びた。 SHIBUYA-AX にて行われたギャル界の一大イベント「D-1 Dream Project 2013」の「スピンズ」のファッションショーに出演した今井。 ボーダーのオフショルダー T シャツにスタッズが施されているひざ丈デニムスカートを合わせたカジュアルなコーディネートを披露した。

今井がランウェイに登場すると、会場内からは割れんばかりの大歓声が。 今井は、一人ひとりの声に応えるかのように手を振り、満面の笑みでウォーキングした。 同イベントでは、人気モデルによるファッションショーやライブ、関東一可愛い女子高生を決める「関東女子高校生ミスコン supported by Candy」などを行う。 (ModelPress = 12-27-13)



入場無料! 資生堂 x 「ファセッタズム」の 2014 年春夏コレクションによるスペシャルファッションショー開催

資生堂は12 月 22 日、2013 年第 31 回毎日ファッション大賞「新人賞・資生堂奨励賞」を受賞したファッションブランド「FACETASM (ファセッタズム)」とコラボレートし、「FACETASM ファッションショー by SHISEIDO Makeup」を開催する。

資生堂銀座ビルをファッションショーのランウェイに見立て、「ファセッタズム」の 2014 年春夏コレクションショーを開催するもので、14 時と 17 時の 2 回公演を予定。 17 時 30 分からは、同会場で落合宏理・デザイナーと、ショーのヘア & メイクを担当する計良宏文・資生堂ビューティートップスペシャリスト (SBTS)、岡元美也子・SBTS によるトークショーを開催する。 ファッションショー及びトークショーは一般に公開し、入場は無料。

メイクを手掛ける岡元美也子・SBTS は、「テーマは "アバンギャルド・ビューティ"。 ジェンダーレスな雰囲気のメルゼデス・ベンツ ファッション・ウィーク・東京 (MBFWT) のショーとは、また違った世界観に仕上がっている。 資生堂のクリエーションとのコラボレーションをぜひ楽しんでほしい。」と語った。

資生堂は 12 月 1 - 25 日、銀座エリアでクリスマスイベント「Merry Merry Makeup! (メリーメリーメーキャップ)」を開催。 銀座に構える 3 拠点「資生堂銀座ビル」、「東京銀座資生堂ビル」、「シセイドウ ザ ギンザ」が連携し、美・食・ファッション・アートに関わるさまざまな企画を展開するもので、22 日のファッションショーはこの一環。 21 - 25 日に行なわれるイベントの様子は、ユーストリームでも配信する。 (WWD = 12-21-13)


男の目元、5 千円のクリームでお手入れ 資生堂

資生堂は来年 1 月 21 日、男性向け高級目元クリーム「トータルリバイタライザーアイ」を、全国の百貨店や化粧品店で発売する。

目元の皮膚は薄く、乾燥しやすい。 朝晩 2 回使えば、保湿成分の効果でしわなどが目立たなくなるという。 男性は皮脂が多いため、女性向けよりさっぱりした使用感にした。 15g 入りで、75 回分。 希望小売価格は税込み 5,250 円。 (asahi = 12-18-13)


シルクでファッションショー 関東学院大

横浜市中区のシルク博物館で 15 日、シルクで作られた衣装のファッションショーが開かれ、シルク特有の気品のある光沢や柔らかさが来場者を魅了した。

シルクの魅力を若い世代に伝えようと、同館がクリスマス前に毎年開いている催し「シルキークリスマス」のメーンイベント。 関東学院大(横浜市金沢区)の 3 年生 12 人が、同館にあるシルクを切ったり縫ったりせずにドレスなどを作り、自ら披露した。 ショーに参加した石川理奈さん (21) は、「シルクと触れあう機会は普段はあまりないが、実際に使ってみると多種多様な衣装にすることができた」と話していた。 (yomiuri = 12-16-13)



クリスマス演出 グランフロントでファッションショー

大阪市北区のグランフロント大阪ナレッジキャピタルで 7 日、クリスマスシーズンに入った大阪を華やかに演出しようと同施設内のアパレルショップ 53 店によるファッションショー「UMEKIRA Christmas Collection」が行われた。 多くの買い物客が、各ショップによるこの冬一押しのファッションを見入っていた。

ファッションショーには、プロモデルとともに同施設によるコミュニティ「UMEKIRA★STYLE」会員の星野いつかさん (29) = 大阪市 = と松本詩織さん (22) = 奈良県橿原市 = の 2 人も参加。 笑顔で堂々とランウエーを歩いた。 「心臓が飛び出しそうなくらい緊張した」と松本さん。 星野さんは「歩くのがあんなに難しいとは。 姿勢がよくなったと思います。」と、華やかさに隠されたモデルのすごさを感じていた。

「UMEKIRA -」は「大人の女性による大人の女性のためのライフスタイル & カルチャー育成と発信」を掲げて 11 月に設立。 ワインセミナーなど "女性力向上" を目的としたさまざまなワークショップを行っている。 (大阪日日新聞 = 12-8-13)



繊維街はファッション最前線 コスプレ「自作派」の聖地

【横川結香】 JR 日暮里駅(東京都荒川区)から延びる通りに、生地やボタンなどを扱う小売店が 100 軒近くひしめく。 その名も「日暮里繊維街」。 品ぞろえと安さが人気で、休日には全国から客が集まってくる。 街をあげてのファッションコンテストには若者の応募が殺到。 今では、衣装を手作りする「自作派コスプレーヤー」たちの "聖地" にもなっている。

「日暮里コレクション、まもなく開幕です。」 11 月中旬の日暮里サニーホール。 スポットライトを浴びたモデルたちが颯爽とランウエーを歩く。 ベロア生地で仕立てたワンピース、縄のように編んだニットのストール ・・・。 彼女らが身にまとう衣装は、全国の服飾専門学生らの作品だ。 (asahi = 12-2-13)




三愛、グアムで新作水着ショー開催

イメージガール参加は海外初

水着メーカーの三愛は 1 日、グアム島でファッションショーを開催した。 先日イメージガールに就任したばかりの久松郁実さんが日本から駆け付け、ステージに登場。 クリスマスをテーマにした新作水着を披露した。 ショーは、繁華街タモン地区で開かれた観光イベント「ショップ・グアム・フェスティバル」の一環として開催。 目抜き通りのホテルロードを閉鎖した特設会場にステージが設置された。

イメージガールが海外の同社水着ショーに参加するのは今回が初めて。 久松さんら 5 人のモデルがクリスマスをイメージしたカラーに彩られたバンドゥータイプやフレアトップなど、新作 16 着を披露。 ショーの最後には、全員がビキニの上にサンタクロースの衣装をまとい、詰め掛けた大勢の観客に一足早いクリスマスプレゼントを振る舞った。

三愛は、毎年 9 月に開かれる JATA 旅博のグアムブースで水着ショーを開催し、また、歴代のイメージガールがグアムで撮影を行ってきた。 これらの実績を踏まえ、グアム政府観光局が同社に話を持ち掛け、ショーの開催が実現した。 (jiji = 12-1-13)


14 年春夏コレクション 伝統・過去回帰への新たな姿勢

世界の主なブランドの来年春夏シーズン用の新作発表が、先月までにほぼ出そろった。 展示会やネット中継などで見た印象でいえば、東京も含めてパリやミラノなどでも、服の形や色は特に新しい点はなかったのだが、今回は何か新しいものが奥のほうからじわりと伝わってくる表現が多かったように思える。 90 年代の終わりごろから 2000 年代に入っても新味を出せなかったファッションの世界で、もしかすると直接的には目には見えない形で新しい潮流が生まれているのかもしれない。

トレンドという点では、本紙のファッション面などでまとめているように、光る素材の多さ、フォークロア、やや凝った装飾的で強さを感じさせる表現 … といったところだろう。 言葉で表現する限りでは、こうした傾向はこの 10 数年の間でも何度も繰り返し現れてきたことだ。 そして、服の形そのものは、いわゆるクラシック。 この 100 年ほどの間の各年代の代表的なスタイルをもとに、動きやすいスポーティーで機能的な改良を加えた形だ。

しかし、それが今までと違って見えるのは、そうしたクラシックな形、過去の形に向かう姿勢が変わってきたように感じられることだ。 たとえばクリスチャン・ディオールは、このブランド伝統のウエストを絞った優雅なバー・ジャケットを、腰の位置を極端に上げてすその部分をばっさりと切り落としてしまったり、伝統の花柄のプリーツスカートの上に黒い下着のショーツを重ねたりした。 また、やはりこのブランドの伝統でもある独特の色使いとは違うことを示すかのように、新たに名付けた色の名を示すワッペンを服に張り付けた。

ジョン・ガリアーノに代わってデザインを担当して 2 年目のラフ・シモンズは、はじめのうちはまるで仕方なく(または圧倒されて)ディオール伝統の形に従いながら、そこに自分のテイストを無理筋にちょっと加えた服という印象だった。 それはそれでかなり出来映えがよかったのだが、今回はその関係が逆転して、表現したいことと彼本来のテイストのほうが強く前面に出た。 その姿勢で、ディオールの伝統を見つめ直したように感じられるのだ。

このような変化の背景には、長く続く経済不況や増え続ける自然災害または人災、自然環境の悪化などのもとでデザイナーとして何か言いたいことやしなければならないことを表現しようとの強い思いがあったのだろう。 だが、それが新奇でとっぴな形ではなくて、過去の伝統の形に新たな視点で立ち向かってみるというやり方で表現したことに注目すべきなのではないかと思う。

優雅でシックな色使いが一変したランバンや、ナチュラルな色から変わったドリス・ヴァン・ノッテンなどのきらきら光る強い色使いにも、デザイナーのそんな思いの変化と伝統的なものへの向かい方がうかがわれる。 フォークロアは、近代に入ってからのクラシックよりもさらに前の過去の形だ。 「架空の民族服」と題して東欧や西アジア、アフリカの伝統衣装を混ぜ合わせたような印象的な作品を発表したヴァレンティノにも、過去に立ち向かう強い姿勢が感じられた。

光る素材や装飾的なディテールは、強い思いを形にするためにはやや複雑で強い表現が必要だということを示している。 だが今回のコレクションでは、そうした強い表現がとてもバランスが取れていて美しく見えることも特筆すべきことだ。 破綻を防ぐバランスの基準というのも、長く積み重ねられてきた伝統の形の中にしかないからなのだ。 モダンでシンプルな形では、これだけ行き詰まって複雑になってしまった今の世界に向けた表現としてはもう不十分ということなのだろう。

伝統的な形やフォークロアへの強い関心は、伝統や過去をそれぞれが育んだ土地が持ってきた生活文化が失われようとしていることへの危機感と結びついているのではないかと思える。 その原因となった現代の産業社会の行き詰まり状態に対して、気付いているのに何もしない、何もできない苛立ちを突破してくためには、過去を見つめ直す強い表現が求められる。

そしてまた、デザイナーの時代への思いを込めた表現が、その服を着る人、見る人たちに魅力的に見えて、共感する人たちの輪をひろげていくこと。 ファッションにはそうした課題も求められているのだ。

そんな意味では、「強い表現」をずっと言い続けてきたコムデギャルソンの、服をつくらないという極端なほどの今回の冒険的な服が、かつて寒空に輝いていた北極星のように光って見えた。 クラシックな形さえもデザイナーの川久保玲にとっては壊す対象でしかないのだが、それでも今回の服からは日本の伝統的な服がもっていた美しさや、いまはやりのクールな「かわいさ」の高度な表現をも見取ることができるのだ。(上間常正、asahi = 11-28-13)


サカイ、トーガ … 日本の新鋭・若手が人気急上昇

欧米で人気急上昇中の日本の新鋭ブランドや若手デザイナーが増えている。 中でも群を抜くのが、主にパリ・コレクションで新作を発表している 3 ブランド。

いずれもデザイナーは 30 - 40 代。 時代への鋭い感覚や独自の素材開発で最先端を走りつつ、生活の中で普通に着られる服をめざしているのが共通する特徴だ。

独自のセンス・素材、世界が注目

この秋開かれた 2014 年春夏パリ・コレクションでは、サカイ (sacai) のショーに欧米の主なジャーナリストやバイヤーらが勢ぞろいした。 日本の若手ブランドでは、これまであまり例のないことだった。 パリ・コレ参加は 6 回目。 今回初めて、主催協会から正会員として認められた。

1999 年に日本でデビューして以来、「日常の中で成り立つデザイン」を目標に、白いシャツやトレンチコートなど一見普通にも見える服だが、素材や量感、組み合わせなどで新しさを提案し続けてきた。

そんな姿勢が受け、世界に通用する日本の新興ブランドとして認められてきたようだ。 近年は海外のファッション誌にも作品が掲載されるようになった。 デザイナーの阿部千登勢 (48) は「創造性とビジネスの両面を成立させようとして約 15 年。 ようやく景色が変わってきた。」と話す。

新作は「ハイブリッド(異種混成物)」がテーマ。 男物のシャツ地やチェック地を張り合わせた生地に、小さな穴をあけてメッシュにしたり、民族調の刺繍(ししゅう)をしたり …。 阿部は「他で買える物は作らない。 安心感と、その反対の裏切りや新鮮さのバランスの上に、自分なりに解釈した時代の気分を加えた。」と言う。

スタートは子育ての傍ら、毛糸玉 10 個で作った 5 点のニット。 今や卸先は約 130 店で、うち海外が 100 店。 その数は 2 年で 3 割増えた。 05 年からパリで作品を発表しているトーガは、上品さと攻撃性、美と醜など、相反する感覚が混在する作風。 米国の歌手レディー・ガガがファンであることでも知られる。

新作は、ボタン用の素材で作った宝石風の飾りがポイントのドレスや、粗い織り柄でヘビ柄を表したつなぎなど。 迫力と洗練が同居するスタイルだ。 デザインを手掛ける古田泰子 (41) は「時代が複雑過ぎるので、逆に、よりシンプルな表現を心がけた。 単純さこそ、次に向かう強さにつながるのでは。」と話す。 古田はパリでファッションを学び、帰国後の 1997 年に独立した。 現在は約 100 店で売られ、うち半数は海外店だ。 「着る人が日常生活の中で新しい価値観を発見できるような服作りを続けたい。」

一方、すでに世界的に知られるイッセイミヤケは、デザイナーが宮前義之 (37) に代わって 2 年目。 創始者・三宅一生由来の日本の最新技術を駆使した快適な素材作りや「1 枚の布から」の発想を受け継ぎながら、独自の軽やかさが評判を呼んでいる。

パリ・コレでのショーは「光をまとう」がテーマ。 光る極薄の膜を張って小穴を開けた人工皮革や、蒸気で縮まる生地、ふくらんだメッシュ地など、複雑な工程で作った立体的で詩的な服が、約千人の観客の大きな拍手を浴びた。 最新の糸を、あまり使われなくなった旧式の編み機で編んだ生地もあった。 宮前は「消えかけている技術やそれを支えた文化に再び命を与える。 それが自分たち次世代の役目だと考えた。」と語る。

ほかにアンダーカバーや、阿部の夫、潤一が手掛けるカラーなども欧米で人気だ。 いずれも、いま世界で最も「クール」といわれる日本独自の現代的センスと、先進的な素材作りがアピールポイント。 ひと世代前の世界的な日本人デザイナーとの違いは、ネット社会やそれに伴うグローバル化の中で、国や民族ごとの文化や性差の違いを、当然あるものとして自然体で受け入れている点だろう。

また、若いデザイナーたちが子育てや家事など普通の暮らしを送りながら、創造と向き合っている点も共通する。 そんなバランスのよい生活感覚が、世界の目を引きつけている理由だ。 (高橋牧子、asahi = 11-27-13)

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