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個人史、1970 - 71 年

先日、古い書類をせっせと整理していたら、もう 31 年も前、当時勤めていた会社の社内報が出てきました。 たまたま依頼されて書いた「中国出張記」が掲載されたので、そのまま捨てずに保管されていたのでしょう。

昔を懐かしがっていてもしようがないのですが、全くこわいもの知らずの時代でした。 これが発行された直後、企業内リストラの一環として、これら建設機械の生産が打ち切られることになり、その年の暮れには、もうこの会社を辞めていたのですから!

この 1971 年は、個人的なノスタルジアだけではなく、「文革」による混乱からようやく抜け出した中国の、当時、唯一の窓口であった中国、広州市に、「トヨタ」をはじめ日本の一流企業の大半が集まり、日中貿易再開の記念すべき最初の年となったのです。

それにしても、今読み返してみると、殆ど本音の出ていない文章ですね! 何せ、こちらは一介の営業マン、当時の状況を考えると、余計なことを言って仕事に影響しては大変です。

文中にある「小松」は、勿論、この業界の雄「小松製作所」です。 又、写真の中で、筆者の左右に写っておられる方は、やはりナンバーワン企業、クレーンの "TADANO" の創業者と弟様(多田野ファミリー)です。



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