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北朝鮮ミサイル 「日本海に落下」菅官房長官

菅義偉官房長官は 21 日、首相官邸で記者会見し、北朝鮮のミサイル発射について「午後 4 時 59 分ごろ、北朝鮮西岸より弾道ミサイルが発射され、日本海に落下した」と発表した。

- 毎日新聞 2017 年 5 月 21 日 -


初の ICBM 迎撃実験、米軍実施へ 北朝鮮を警戒

米国防総省は 26 日、米軍が 30 日に大陸間弾道ミサイル (ICBM) の迎撃実験をすると明らかにした。 国防総省当局者は朝日新聞の取材に、「ICBM を標的にした実験は初めて」と話した。 米本土を狙った北朝鮮による ICBM 発射の脅威が高まっているとみて警戒を強めている。

米軍が実施するのは、地上配備型迎撃ミサイルの実験。 太平洋のマーシャル諸島・クエゼリン環礁にあるミサイル発射場から打ち上げた模擬ミサイルを、約 8 千キロ離れたカリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地に配備されているミサイル防衛システムで着弾前に迎撃する予定だ。 米軍は地上配備型迎撃ミサイルの迎撃実験を、中距離弾道ミサイルなどを対象に 1999 年以来計 17 回実施。 9 回成功している。 (ワシントン = 峯村健司)

- 朝日新聞 2017 年 5 月 27 日 -

☆ ★ ☆

米軍、初の ICBM 迎撃実験に成功 「見事な成果」

米国防総省は 30 日、大陸間弾道ミサイル (ICBM) を想定した初の迎撃実験に成功したと発表した。 北朝鮮が開発を進める米本土を射程に収める核弾頭搭載の ICBM に対し、弾道ミサイル防衛の能力を誇示する狙いがある。

同省ミサイル防衛局によると、西太平洋のマーシャル諸島・クエゼリン環礁にあるミサイル発射場から打ち上げた模擬の ICBM を、弾道ミサイルを探知することができる洋上の X バンドレーダーで追尾。 約 8 千キロ離れたカリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地に配備されたミサイル防衛システムで撃ち落とした。 ミサイル防衛局のシリング局長は実験について「見事な成果であり、現実の脅威に対して抑止力の信頼性を証明することができた」と強調した。

米軍による地上配備型迎撃ミサイルによる実験は、より射程の短い中距離弾道ミサイルなどを対象に 1999 年から 2014 年まで計 17 回実施された。 うち 9 回で成功している。 一方、米国防総省のデービス報道部長は 30 日の会見で、「2 隻の空母が現在、西太平洋で定期の作戦行動を展開している」と語った。 詳細は明らかにしなかったが、2 隻は日本海周辺に派遣されている原子力空母カールビンソンとロナルド・レーガンとみられ、米 CNN によると、31 日にも、日本海で合同演習を始める予定だという。

日本海で米空母 2 隻が共同で訓練をするのは異例。 北朝鮮によるミサイル発射を強く抑止する狙いがあるようだ。 空母 2 隻には、数隻の水上艦と 2 隻の潜水艦が同行しているという。 6 月 1 日には、新たに原子力空母ニミッツが母港のキトサップ海軍基地(ワシントン州)から西太平洋地域に向けて出港する予定。 (ワシントン = 峯村健司)

- 朝日新聞 2017 年 5 月 31 日 -


米空母 3 隻目、西太平洋派遣へ 北朝鮮抑止へ異例の展開

米海軍が原子力空母ニミッツ艦隊の西太平洋派遣を決めたことが 26 日、わかった。 米軍関係者が明らかにした。 アジア・西太平洋地域に派遣されている原子力空母カールビンソンとロナルド・レーガンに加え 3 隻目。 同地域に同時に 3 隻を展開するのは異例だ。 北朝鮮が開発する大陸間弾道ミサイル (ICBM) について、米国は「究極的には米本土を脅かす核ミサイル技術の取得に成功するだろう(スチュワート国防情報局長官)」とみている。 米軍は、北朝鮮による ICBM の発射の脅威が高まっているとみて警戒を強めており、総力を挙げて抑止する構えだ。

米軍関係者によると、第 3 艦隊に所属するニミッツは、6 月 1 日に母港のキトサップ海軍基地(米ワシントン州)を出港。 中東地域に派遣される計画だった。 だが、「世界情勢の変化に対応する(同関係者)」ため、約 6 カ月間の予定で西太平洋に展開することになった。 北朝鮮の問題をめぐって、米側は中国が協力しなければ米国が「単独行動する」と通告しており、中国に協力を迫る狙いもありそうだ。

現在、朝鮮半島情勢をにらんで、第 3 艦隊所属のカールビンソンの艦隊が 4 月末から日本海付近に展開している。 第 7 艦隊(神奈川県横須賀市)所属のロナルド・レーガンも今月 16 日に出港し、カールビンソンと合流して合同演習をする計画だ。 ニミッツ艦隊がこれに合流するかは不明だが、米海軍が保有する空母 11 隻のうち、3 隻が集結することになる。 (ワシントン = 峯村健司)

- 朝日新聞 2017 年 5 月 27 日 -


北朝鮮、挑発続ける意思明確に ミサイル 2 発との情報も

北朝鮮は 29 日午前 5 時 40 分ごろ、東部の江原道元山(カンウォンドウォンサン)付近から、東の方向に向けて弾道ミサイル 1 発を発射した。韓国軍合同参謀本部が明らかにした。 ミサイルは約 450 キロ飛行し、日本海に着弾。 日本の排他的経済水域 (EEZ) 内とみられる。 ミサイルは 2 発だったとする未確認情報もある。 米空母 2 隻が日本海に展開する時期が迫るなか、軍事挑発を続ける意思を明確に示した。

同本部当局者は 29 日午前の記者会見で、ミサイルについて「最高高度は 120 キロ余で、450 キロ余を飛行した」と説明。 「発射数は現在まで最低1発と評価しており、具体的に分析中だ」とした。ミサイルが飛行中に分解した可能性もある。 菅義偉官房長官は同日朝、弾道ミサイルの落下地点は、新潟県佐渡島から約 500 キロ、島根県隠岐諸島から約 300 キロの日本海で、日本の EEZ 内と推定されると発表。稲田朋美防衛相は、ミサイルの高度は約 100 キロ程度で、特異な高度ではないとの認識を示した。 ミサイルの種類は、液体燃料を使う「スカッド系列の可能性がある」とした。 (ソウル = 牧野愛博)

- 朝日新聞 2017 年 5 月 29 日 -


新型ミサイル迎撃試験失敗

防衛装備庁は 22 日、日米両政府がミサイル防衛 (MD) の一環として共同開発している海上配備型迎撃ミサイル(SM3 ブロック 2A)で標的を迎撃する 2 回目の試験を行ったと発表した。 成否には触れていないが、防衛省関係者によると、標的を撃ち落とせなかったという。 日米はデータを詳しく解析し、今後も開発を進める方針。 同庁によると、試験は同日、米・ハワイ沖で実施。 上空を移動するミサイルに見立てた標的を米軍のイージス艦から発射した SM3 ブロック 2A で迎撃するという内容だった。 同庁は 2 月に行った初の迎撃試験の結果について「一連の動作や迎撃が正常に行われた」と発表している。

- Reuters 2017 年 6 月 23 日 -


陸上イージス、予算案計上へ THAAD は見送り

防衛省は、陸上配備型の新たな迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の導入に向けた関連経費を 2018 年度当初予算案に計上するよう要求する方針を固めた。 北朝鮮の弾道ミサイルへの対処能力を高める狙い。 候補に挙がっていた高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD = サード)の導入は見送られる。

複数の政府関係者が 22 日までに明らかにした。 防衛省は 17 年度予算でコンピューターのシミュレーションなど新装備の導入に向けた調査費を計上。 来年度はイージス・アショアに限定した調査費を盛り込み、防衛力強化を示したい考えだ。 7 月に防衛省内で装備品のあり方などを検討する「統合機動防衛力構築委員会(委員長 = 若宮健嗣防衛副大臣)」を開き、イージス・アショアが適当との意見をまとめる方向で、概算要求を経て来年度予算案に計上される公算が大きい。

日本の弾道ミサイル防衛 (BMD) はイージス艦の迎撃ミサイル「SM3」が大気圏外で迎撃し、撃ち漏らせば地対空誘導弾「PAC3」が大気圏内で迎え撃つ二段構え。 イージス・アショアの導入で補完する狙いがある。 (相原亮)

- 朝日新聞 2017 年 6 月 23 日 -


北朝鮮、ロケットエンジンの実験を実施 = 米当局

[ワシントン] 米当局者は 22 日、ロイターに対し、北朝鮮がロケットエンジンについて新たな実験を実施したと明かした。 大陸間弾道ミサイルの開発計画の一環とみられるという。 別の当局者も実験の実施を確認したが、ロケットエンジンの種類や大陸間弾道ミサイル開発計画に沿ったものかどうかなどの詳細は明らかにしなかった。 米国は 21 日、ワシントンで開催した政府高官の会談で、中国に対し、北朝鮮の核ミサイル開発計画を抑えるために同国への経済的、外交的圧力をさらに行使するよう求めていた。

- 同 上 -

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