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尖閣周辺領海への中国公船侵入、先月は初のゼロ

尖閣諸島(沖縄県)周辺の日本領海への中国公船の侵入が、昨年 12 月は 1 回も確認されなかったことが海上保安庁への取材でわかった。 領海侵入が 1 か月間ゼロだったのは、政府が同諸島を国有化した 2012 年 9 月以降初めて。 尖閣諸島の領有権を主張する中国は、12 年 9 月から中国海警局などの公船による領海侵入を繰り返すようになり、14 年以降は一度に 4 隻ほどが侵入し、2 時間程度航行する行為を月 2 - 3 回続けてきた。 しかし、昨年 9 - 11 月は月 1 回となり、12 月はゼロだった。

昨年の侵入回数と延べ隻数もそれぞれ 19 回、70 隻と、12 年以降最少となった。 同庁は「減った理由はわからない」としている。 これに対し、ある政府関係者は、安倍首相が昨年 10 月に日本の首相として 7 年ぶりに中国を公式訪問し首脳会談が開かれるなど、日中関係の改善が背景にある可能性を指摘している。

- 読売新聞 2019 年 1 月 3 日 -

◇ ◇ ◇

尖閣諸島周辺の日本の領海に侵入 中国の海警が発表

中国の沿岸警備隊にあたる海警は、中国版ツイッターのウェイボーで尖閣諸島周辺の日本の領海に侵入したことを発表しました。 中国の海警は 5 日午前 9 時半、「中国海警の船団が我々の釣魚島の領海内を航行した」と発表しました。 中国は尖閣諸島の領有権を主張しているため、「我々の」と強調しています。 日本の海上保安庁は、侵入したのは 4 隻で約 1 時間半後に領海の外に出たとしていますが、中国側は詳細を明らかにしていません。

海警は去年 7 月、ウェイボー上に公式アカウントを開設して尖閣諸島周辺の日本の領海に侵入した際は毎回、公表しています。 領海の侵入は去年 11 月 11 日以来で、先月は 2012 年 9 月に日本が尖閣諸島を国有化して以降、初めて 1 カ月間、侵入がありませんでした。

- テレ朝 2019 年 1 月 5 日 -


中国、衛星破壊の実験? 軍内部文書に「宇宙は戦場」

米トランプ政権は 17 日、新たなミサイル防衛戦略「ミサイル防衛見直し (MDR)」を発表した。 宇宙にミサイル迎撃システムを配備する計画は、1980 年代にレーガン大統領が打ち出した「スターウォーズ計画」の再来と言われる。 「宇宙は新たな戦闘領域だ」と言い切るトランプ大統領。 言葉の裏にあるのは、宇宙進出を急ぐ中国への不信だ。

2013 年 5 月 13 日。四川省の西昌衛星発射センターから 1 基のロケットが打ち上げられ、米軍の軍事衛星や通信衛星が集中する静止衛星軌道(高度約 3 万 6 千キロ)に迫った。 中国は「観測ロケット」と説明したが、米国の早期警戒衛星はロケットが通常よりはるかに高い軌道に達したことなどを確認。 米国防総省は、打ち上げが静止衛星の破壊実験だったと判断した。

2 カ月後には、山西省の太原衛星発射センターから 3 基の衛星を乗せたロケット「長征 4 号」が打ち上げられた。 監視レーダーが捉えた 3 基の衛星の動きに米軍は注目した。 そのうち 1 基が一緒に打ち上げられた別の衛星に近づき、2 本のロボットアームを延ばして捕捉。 その後、軌道を変え、別の衛星に急接近したのだ。 (香取啓介、益満雄一郎、石橋亮介、飯島健太、峯村健司)

- 朝日新聞 2019 年 1 月 27 日 -


米軍、南沙諸島近くで駆逐艦航行 中国「強烈な不満」

米ミサイル駆逐艦スプルーアンスとプレブルの 2 隻が南シナ海で 11 日、「航行の自由作戦」を行った。 米海軍第 7 艦隊(横須賀)が同日、明らかにした。 米海軍第 7 艦隊のクレイトン・ドス報道官によると、米ミサイル駆逐艦 2 隻は、中国が領有権を主張する南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島の 12 カイリ(約 22 キロ)以内を航行。 ドス報道官は声明で、「米軍は日常的に南シナ海を含むインド太平洋地域で作戦を展開している。 米国は国際法が許せばどこでも飛行、航行し、作戦を展開する。」と強調した。

中国側はこれに反発。 中国外務省の華春瑩副報道局長は 11 日の会見で、「米軍艦の行動は中国の主権を侵すものであり、中国は強烈な不満と断固反対を表明する」と述べた。 そのうえで「中国は国際法に基づく航行の自由を尊重するが、自由の名を借り、沿岸国の主権や平和を損なう行為には強く反対する」と語った。 (ワシントン = 園田耕司、北京 = 冨名腰隆)

- 朝日新聞 2019 年 2 月 12 日 -


中国と日本の艦艇が対峙? 動画がネットに投稿される - 中国メディア

2 月 14 日、海外の SNS で今月 12 日に中国と日本の艦艇が対峙していると見られる様子を撮影した動画が投稿され、環球網がその動画と記事を掲載した。 記事は「動画は中国のネットユーザーが投稿したもの」と説明している。

記事はまず、「動画は近距離で撮影されたようだ。 天気が良くなく、黒い雲が立ち込め、波も高い。 カメラが上下に揺れているが、映像から中国側の船は海軍の『フリゲート艦 05A 型』であることがわかる。」と伝えた。 また、「撮影された時間や具体的な海域は不明だが、おそらく東シナ海、または西太平洋の海域だろう」と推測。 そして、「中国の護衛艦の対面には日本の艦艇が見える」と伝えている。

記事は、日本側の艦艇についてその形状から海上自衛隊の「あきづき」型汎用護衛艦であると推測。 その上で、「『あきづき』型護衛艦は近年日本で整備された新鋭の艦艇で、2010 年に 1 番艦が進水し、これまで 4 隻が就役している。 あきづき型護衛艦の排水量は満載 6,800 トン、ESSM (艦対空ミサイル)の搭載数については、標準的には Mk. 41VSL の 8 セル分、32 発を搭載しているといわれている。

対空重視型の護衛艦であるが、対潜・対艦・対地攻撃能力を持つなど、汎用性も高い。 その任務は、弾道ミサイル防衛にあり、高高度を警戒するイージス艦を補完するため、中・低空域に侵入してくる敵を撃破すること」と紹介した。  記事はさらに「ネット上ではこの動画について『2 月 11 日にスプラトリー諸島で米軍の 2 隻のイージス艦が中国側と対峙した時のもの』という見方もあるが、これは誤りである。 日本の護衛艦に『イージスレーダー』が搭載されているのは明らかだが、外観は米軍のイージス艦とは似ていない」と伝えた。

- RecordChina 2019 年 2 月 15 日 -


中国海軍 70 年観艦式、海自艦は旭日旗掲げ参加

【北京 = 中川孝之】 中国海軍は 23 日、創設 70 年を記念する国際観艦式を山東省青島沖の黄海で行った。 中央軍事委員会主席の習近平国家主席が駆逐艦上から、空母「遼寧」を含む中国海軍の 32 隻を観閲し、国威発揚を図った。 海外からは日本の海上自衛隊の護衛艦など 13 か国の艦艇 18 隻が参加した。 観艦式で中国は、米軍の最新鋭駆逐艦への対抗を意識した排水量 1 万トン級のミサイル駆逐艦「055 型」を初めて登場させた。 055 型は空母を護衛する主力艦になる。 中国は、貿易摩擦では米国に協調を訴えつつ、軍事力強化では妥協しない姿勢を改めて示した。

中国海軍の威圧的な活動を問題視する米国は、艦艇や海軍高官の派遣を見送った。 一方、日中関係改善の流れを受け、日本からは護衛艦「すずつき」が自衛艦旗(旭日旗)を掲げて参加したほか、海自トップの山村浩海上幕僚長が関連行事出席のため訪中している。 習氏は観艦式前に各国海軍高官団と会見し、中国の軍拡への国際社会の懸念を念頭に「断固として平和発展の道を歩む」と主張した。 中国海軍は、毛沢東が国共内戦中、江蘇省に沿海防衛用の小規模部隊を設置した 1949 年 4 月 23 日を創設日としている。

- 読売新聞 2019 年 4 月 24 日 -

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