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風情ある場所でのひと時を楽しむ 東京の古民家カフェ 5 選

昔の日本にタイムスリップしたかのような、ゆったりとした空気感を持つ古民家カフェ。 実際に使用されていた古民家をリノベーションして誕生したカフェは、初めてなのになんだか懐かしくて落ち着きます。 ほっと一息つくのにおすすめの古民家カフェをご紹介します。

(画像は左右にスライドしてください。)

  1. カヤバ珈琲

    1938 年に誕生してから長年愛され続けてきたカフェ。 一時は休業を余儀なくされましたが、お店を愛する人々の手によりリノベーション、2009 年に再オープンしました。 1916 年に建てられた建物の元々の外観、椅子、食器などを残しながらも、モダンな雰囲気に仕上げられた店内は必見です。

    お店の 1 階はカウンターとテーブル席、2 階には座敷席を完備。 特に 2 階は誕生当時の雰囲気を極力キープ。 昔ながらの風合いの、大きな窓から差し込む光が心地よさを演出します。 一番人気のメニューは「たまごサンド(500 円・税込)」! パンに挟まれた玉子は温かく、辛子マヨネーズがクセになります。 太陽の光に包まれながら座敷席でたまごサンドを頬張ると、自然と笑みが零れ落ちてしまいそう。

  2. 花想容(かそうよう)

    目白の住宅地にある、知る人ぞ知る隠れ家風の古民家カフェ。 玄関で靴を脱いで店内に入ると、8 席ほどのお席が用意されています。 こぢんまりとした空間で、ゆったり中庭を眺めながら、じっくり和菓子やお抹茶が楽しめるという贅沢。 実はこのお店、ふだんは着物屋さんとして営業を行っているため、カフェは毎月 4 日 - 8 日間の限定営業なのです。

    そのため、カフェ内には和小物や着物、帯なども展示されており、手に取ってその質感を楽しむこともできます。 お茶ついでに日本の古民家だけでなく、着物文化にも気軽に触れられる古民家カフェ。 日本の着物に興味のある方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

  3. 古桑庵(こそうあん)

    1954 年、個人利用のため家主が自宅内に建設した茶室。 1999 年、住居部分に住む人が減った関係で、茶房 & ギャラリーとしてリニューアルされました。 ギャラリーでの展示は季節に合わせた入れ替えがあるとともに、貸しスペースでは展示や落語などのイベントも開催されています。

    そんなアート色たっぷりな古桑庵の人気メニューは、名物「あんみつ(830 円)」! ぜひ、蜜をたっぷりかけてお召し上がりください。 風合いのある建物の中、甘いスイーツとバリエーション豊かな展示や企画を楽しんでみてはいかがでしょうか?

  4. Re:gendo (りげんどう)

    西荻窪の路地裏に位置する、隠れ家風の古民家カフェ。 この古民家は昭和初期に建設されました。 お店のオープンに伴い、島根県から職人さんが改修工事のために東京に赴き、今の姿が誕生しました。

    店内では、カフェの他にも雑貨や衣類などの展示販売会、ワークショップが随時開催されています。 Re:gendo を運営しているのは「根のある暮らしを楽しむライフスタイルの提案」を、島根県を拠点に実施している石見銀山生活文化研究所。 カフェ利用だけでなく、展示などを通じて、「日本らしい暮らしの良さ」を存分に味わえるお店です。

  5. 昭和の家 縁側カフェ

    昭和の家はその名前の通り、昭和 14 年(1939 年)に建設された洋館付の古民家です。 2013 年には国の登録有形文化財となりましたが、現在もオーナーが自宅として利用中。 そのオーナーが手入れしている広いお庭が一望できる、カフェの縁側席はおすすめです。

    建物の広さは 270 平方メートルと、古民家だけでなく豪邸の要素も持ちあわせている昭和の家。 そのため、カフェ以外にも撮影スタジオ、レンタルスペースとしても利用できます。 贅沢な広さを持つ古民家カフェで過ごすひと時は、旅の疲れも一瞬で癒されてしまいそうです。

いかがでしたか?古民家カフェとひとくくりに言っても、それぞれの建物が持つ歴史や、そこでカフェを営む人々の想いはさまざまで興味深いですね! 古き良き日本をのんびり満喫できる古民家カフェ。 ぜひチャレンジしてみてくださいね。

(大紀元 = 5-22-20)

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