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十日町の着物 あでやかに PR 新潟でファッションショー

新潟県十日町市の伝統産業の着物を PR する「十日町きものまつり」が 5 日、新潟市中央区の新潟日報メディアシップで開かれた。 あでやかな着物のファッションショーがあり、来場者は和装の魅力に引き込まれた。 新潟日報社が魚沼地域で展開する「未来のチカラ in 魚沼」の一環。 十日町市が共催した。

ショーでは、同市の着物愛好家団体のメンバーと十日町きもの女王の 11 人がモデルを務めた。 真っ赤な生地に雪や桜をあしらった正統派の振り袖や、温かみのある生地で、秋から春にぴったりの十日町紬(つむぎ)で仕立てた着物などが披露された。 モデルがポーズを決めるたびに会場は拍手に包まれた。

着物姿で来場した新潟市西蒲区の公務員 (59) は「十日町の着物を一堂に見られる機会はあまりない。 とても華やかだった。」と話した。 会場には、振り袖や訪問着といったさまざまな着物が並べられ、妻有ビールやジビエカレーなどの飲食ブースも設けられた。

(新潟日報 = 10-6-19)

着物姿の市民らで華やかに 十日町雪まつりで「ライブステージ」

第 70 回十日町雪まつりの「ライブステージ」が 16 日夜、十日町市の越後妻有文化ホール「段十ろう」で開かれ、市民ら 77 人が華やかな着物姿で登場し、織物の産地をアピールした。 ライブステージは、死傷事故のため中止された雪上カーニバルの代わりの催し。 歌手や物まね芸人のライブも行われた。

着物ショーはこれまで地元の着物愛好グループ「繭の会」の約 20 人が出演してきた。 今年は雪まつりが 70 回の節目を迎えたことから出演者を募集し、3 歳から 70 代までの男女が 50 人以上集まった。

自前の振り袖や訪問着を着た出演者は音楽に合わせてステージに上がり、着物の絵柄が見えるよう、腕を上げたり、後ろ向きになったりしてポーズを決めた。 観客からは大きな拍手が送られた。 新潟市西蒲区の高校生、山崎凜香さん (16) は「とても楽しそうだったので、私も着物を着て出てみたいと思いました」と感激した様子だった。

(新潟日報 = 2-17-19)

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