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京都女性憧れ「斎王代」に同大生 「精いっぱいご奉仕」

葵祭(あおいまつり、5 月 15 日)のヒロイン、第 62 代斎王代(さいおうだい)に選ばれた同志社大 2 年の富田紗代さん (19) = 京都市左京区。 記者会見で、白地に花々があしらわれた振り袖に身を包み、「多くの方への感謝の気持ちを忘れず、精いっぱいご奉仕させていただければ」と抱負を語った。

斎王代は着物を着慣れた京都ゆかりの未婚女性から選ばれる。 祭り当日は、約 500 人の行列の主役の一人として、十二単(ひとえ)を着て「腰輿(およよ)」と呼ばれる輿に乗って京都御所から下鴨神社、上賀茂神社までの約 8 キロを進む。

富田さんは不動産会社専務の父謙一郎さん (55) の三女で、祖父謙三さん (82) は京都文教学園理事長。 同志社女子中・高時代は近くを通る行列を友人と見にいったこともあるという。 「京都の女性にとって、斎王代をやらせていただくということは、夢にも思っていない話で、やらせていただくのは光栄なことです」と喜ぶ。 (久保智祥)

(朝日新聞 = 4-17-17)

京都・葵祭、今年のヒロイン「斎王代」は神戸大 2 年生

京都三大祭りの一つで、5 月 15 日に開催される「葵祭(あおいまつり)」のヒロイン「斎王代(さいおうだい)」に、神戸大 2 年の太田梨紗子さん (20) = 京都市上京区 = が選ばれた。 葵祭行列保存会が 14 日発表した。

梨紗子さんは、京菓子の老舗「老松」の 4 代当主太田達(とおる)さんの長女。 達さんは上賀茂神社の流鏑馬(やぶさめ)神事保存会の常任理事も務めている。 兄の侑馬(ゆうま)さんは 1999 年の祇園祭で長刀鉾の稚児を務めた。 梨紗子さんは会見で「兄が稚児を務めたころから、次は妹が斎王代と言われ続け、夢が現実になり、今も夢見心地です」と話した。 (久保智祥)

(朝日新聞 = 4-14-14)

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