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大島紬の着物姿で勢ぞろい 復帰 60 年の奄美市議会

【伊藤宏樹】 鹿児島県奄美市議会で 26 日、議員と市幹部約 50 人全員が大島紬(つむぎ)の着物姿で議場に現れた。 特産品を PR するのが目的で、12 月の恒例行事だ。 旧名瀬市だった 1977 年から続くという。

紬は泥で絹糸を染める段階から数十の工程があり、かつて島の経済を支えた。 しかし、着物を着る人が少なくなり、生産量が激減。 今はピークだった 72 年の 2% あまりにとどまる。 奄美群島の本土復帰 60 年の節目から一夜明けて臨んだ本会議。 竹田光一議長 (67) は「身も心も引き締まる気がする。 少しでも業界の浮揚につながれば。」と話した。

(朝日新聞 = 12-26-13)

本場大島紬フェスティバル

大島紬を展示販売する「本場大島紬フェスティバル」が 21 日から鹿児島市で始まりました。 この「本場大島紬フェスティバル」は鹿児島の伝統工芸品である大島紬の魅力を知ってもらおうと本場大島紬織物協同組合が行っているものです。

会場ではおよそ 800 点の大島紬が通常よりも安い価格で販売されていますが、最近は伝統的な泥染めのほか色を楽しむ色大島や白大島、ウコンや屋久杉などによる草木染も人気が高いということです。

また、無料ではた織を体験できるほか、きょう午後には大島紬のファッションショーや本場大島紬クイーンのコンテストも開かれます。 この「本場大島紬フェスティバル」は 23 日まで、鹿児島市の山形屋で開かれています。

(南日本放送 = 2-21-09)

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