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「KIMONO ROBOTO」 伝統が織りなす未来

世界の錚々たる一流クリエイターによる新しい解釈の日本がここに

株式会社ステディスタディ

12 月 1 日(金)より 10 日間、日本が誇る伝統文化の 1 つ「着物」に着目し、世界で活躍する一流クリエイターが秀逸な着物を新しい解釈のもとに表現したエキシビション『KIMONO ROBOTO』を表参道ヒルズ本館 B3F スペースオーにて開催いたします。

エキシビションでは、全国各地に残る国指定重要無形文化財保持者(人間国宝)や自治体指定無形文化財保持者、経済産業大臣認定伝統工芸士、皇室御用達の着物作家の協力と、日本を代表する職人達の手による伝統的織物技術を用いて完成した着物のコレクションが一同に並びます。

今回の開催では、460 年の歴史を持つ京友禅の老舗「千總」が総力を上げ制作に取り組んだ、「束熨斗文様振袖」や、皇室献上作家:藤井寛作「慶長桃山小袖松皮文様」など、プロジェクトを代表する貴重な 13 点を展示いたします。

特筆すべきは、世界中の錚々たるコンテンポラリークリエイターによる、秀逸を極めた着物の新しい展示と今までにない演出が実現しました。

アイスランドを代表するアーティスト、ビョークが、最新ミュージックビデオで、メイン展示物である 2 年の歳月をかけて制作した着物を着用。 世界的に最も影響力のある現代写真家のひとりピーター・リンドバーグは、着物とファッションの出逢いを撮影。 ファッションまたビューティー・スチールで最も名高い日本人写真家の土井浩一郎が、ドラマチックなスティルライフフォトで着物を表現しています。

革新的なファッションショーの演出で有名なアレクサンドル・ドゥ・ベタックが会場演出を手掛け、引き込まれるような力強い世界観の中で、ウォーレン・デュプリア & ニック・ソーントン・ジョーンズの写真と最新技術と共に、各作品をご覧いただけます。

[「KIMONO ROBOTO」について]

「KIMONO ROBOTO」は、2014 年よりメルコが取り組んでいる、日本で称賛されているプロジェクトの一環です。 日本文化、着物文化を代表する京都府や国立博物館、美術館、そして各専門家皆様のご協力のもと、合計 23 点の一級品の着物の制作を、コレクションのために選定された日本を代表する着物の産地に依頼しました。

メルコリゾーツ & エンターテインメントの会長兼最高経営責任者 (CEO) である Lawrence Ho (ローレンス・ホー)は、次のように述べています。

「このプロジェクトは、情熱にあふれたプロジェクトであると言い切れます。 子供の頃から、日本の芸術や文化に刺激を受けてきました。 その熱意がメルコのプロジェクトとして形になったことを、非常に嬉しく思います。 パートナーである各企業、着物作家の皆さんと共に、日本の伝統、文化、芸術に対する敬意を表せる事ができ光栄に思います。 日本の文化は刺激的な存在で特に「着物」からは多くの感銘をうけます。 非凡なアーティストであるビョークが、彼女の最新のミュージックビデオで描きだした着物の素晴らしさを通して、世界中の人々にお伝えしたいと願っています。」

[国指定重要文化財 復元作品]

京都友禅史会所蔵作品(京都国立博物館寄託)で国指定重要文化財「束熨斗文様振袖(江戸時代18世紀)」の復元作品が、展覧会会場の中央に展示され、他 12 点の作品が周りを囲みます。 460 年間続く京友禅の老舗「千總」が同社の 460 周年記念事業として総力を上げ制作に取り組み、2 年の歳月を費やし完成した作品は、江戸時代当初の技法や素材など研究を重ね完成した作品であり、今回の展示は非常に貴重な機会となります。 職人達による洗練された技術は、ロボットアームの先端に設置されたカメラを操作し、その詳細をディスプレイで間近に見ることができます。

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