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国の重要無形民俗文化財「新庄のはやし田」を 800 人が見物

花田植えシーズンの到来を告げる国の重要無形民俗文化財「新庄のはやし田(大花田植 = はなだうえ)」が 14 日、広島県北広島町大朝であった。 約 5 アールの水田で金色のくらを着けた飾り牛 5 頭が代かき。 続いて地元の女性たちが横一列になって苗を植えた。

約 800 人が見物に訪れた。 花田植えは豊作を祈り、重労働をねぎらう伝統行事。 同町や広島市では 6 月にかけて、各地で催される。 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産「壬生の花田植」は 6 月 4 日。

(中国新聞 = 5-14-17)

早乙女さん 80 人、国境を越えて花田植え 島根

早乙女姿で田に入って苗を植える「花田植え」。 島根県雲南市掛合町入間では、2001 年から毎年の恒例行事になっている。 今年も、107 戸の地区で約 80 人が参加し、住民ら 200 人が見守った。 新緑の山並みを背景に、女性は色鮮やかな早乙女姿。 男性と子どもははやし子として笠をかぶり、一列で田んぼへ向かった。

早乙女 30 人の中には、地元で生活する外国人の姿も。 紡績工場の中国人研修生、吉巧云さん (30) は 2 回目の参加で、「人も多くて楽しい。 去年より上手にできたよ。」 中学校の外国語指導助手を務める米国人のジェーン・シェルトンさん (24) も、「田んぼが深くて、足袋がとれました」と歓声を上げていた。(宮野拓也)

(朝日新聞 = 5-29-14)

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