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道真しのぶ梅花祭、芸舞妓がもてなし 京都・北野天満宮

京都市の梅の名所・北野天満宮で 25 日、祭神の菅原道真の遺徳をしのぶ「梅花祭(ばいかさい)」があった。 境内の約 50 種・1,500 本の梅の多くは五分咲きだが、早咲きの品種は見ごろ。 ほのかに香りの漂う中、茶席では花街・上七軒(かみしちけん)の芸舞妓(げいまいこ)が茶をたてて参拝者をもてなした。

梅花祭は道真の命日に毎年あり、900 年以上の歴史がある。 豊臣秀吉が催した大茶会にちなみ、戦後に芸舞妓が野点(のだて)をするようになった。 境内の梅苑は 3 月下旬まで公開。 茶菓子付きの入場料は大人 600 円、子ども 300 円。(久保智祥)

(朝日新聞 = 2-25-15)

琳派 400 年祝う春の「都をどり」 本番へ衣装合わせ

京都の春を彩る花街・祇園甲部の舞台公演「都をどり」の衣装合わせが 24 日、京都市東山区の祇園甲部歌舞練場であった。

143 回目の今年は、本阿弥光悦、俵屋宗達らが京都で創始した「琳派(りんぱ)」の誕生から 400 年にあたることにちなみ「花都(はなのみやこ)琳派染模様」がテーマ。 琳派ゆかりの社寺を背景にした「光悦寺紅葉尽(もみじづくし)」など 8 景を上演する。 舞妓(まいこ)が毎年あつらえるそろいの着物は、「光琳水(みず)」と呼ばれる流水の図柄にボタンやカキツバタなどが華やかにあしらわれた。

今回から舞台公演に初めてイヤホンガイドを導入。 高齢者や外国人観光客の増加に対応し、3 階の桟敷を長いす席に改める。 4 月 1 - 30 日の毎日 4 回公演。 観覧券は 2,500 - 4,800 円。 問い合わせは祇園甲部歌舞会 (075・541・3391) へ。(久保智祥)

(朝日新聞 = 2-24-15)

何この斬新さ! 祇園の舞妓さんが着物で不思議マシンを乗りこなしてるぞ!

この光景は実に斬新! そしてこのマシンはなんなのか!? 祇園の舞妓さんが着物姿そのままに颯爽と不思議なマシンを乗りこなす姿が Flickr で共有されていました。 着物を着た舞妓さんとこの見たこともないセグウェイのようなマシンのコントラストが実に新鮮で未来感すら感じてしまいます。

このマシンは一体何なのか? 気になって調べてみたのですがこのマシンは walking bicycle (ウォーキングバイシクル)という足踏みで前進する自転車ということがわかりました。 足踏みして (walking) 進む自転車 (bicycle) というわけです。

ユニークな自転車ですがこのウォーキングバイシクルは非常に着物と相性がいい乗り物ですよね。 着物を着ながら自転車にまたがるとどうしても裾が広がって、漕ぐことでさらに着崩れが気になってしまう方が多いと思います。

ウォーキングバイシクルならその心配はありませんからね。 なんせまたがらなくていいというのが実に合理的。 ウォーキングバイシクルは着物との相性の良さをプロモーション方法として売っていくとさらに面白いことになるかもしれませんよ。

着物と相性の良い自転車といえば以前紹介した着物でも手軽に乗れる「KOTO LX20」があります。 こちらもなかなかチャレンジングな商品なので要チェックです。

(Japaaan = 2-24-15)

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