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外国人女性、浴衣で日本の夏味わう

外国人女性 25 人が 12 日、白石町のふれあいプラザ「元気のたまご」で、浴衣の着付けを体験した。 ベトナムや韓国などからの外国人実習生や留学生が、日本の夏を味わった。

町の日本語教室「しろいし Wa! Wa! Wa!」が、日本文化を伝えようと初めて開催した。 町民が準備した約 30 着はトンボ、アジサイなど柄はさまざま。 地元住民や佐賀女子短期大学の学生の手伝いを受けて浴衣をまとった女性たちは、町商店街で開催されている夏祭り「ひーでん祇園」の前夜祭に繰り出した。

写真を撮って楽しんだ佐賀女子短大留学生で韓国出身のキム・ジュヒョンさん (19) は「帯を巻くと、思ったより苦しかった。 憧れていた日本のアニメで見た格好になれた。」と満足げな様子だった。

(佐賀新聞 = 7-15-16)

留学生 11 人が華やかに 徳島の美容学校

さまざまな業界の事業者を対象に、訪日外国人旅行者へのサービスに慣れてもらうための体験会が 16 日、徳島市佐古二番町の専修学校徳島県美容学校であった。 美容師や美容学生ら約 15 人が、徳島大と徳島文理大の留学生計 11 人に着物を着せ、和装に合う髪形に整えた。

美馬マサ子副校長が「着物は結婚式など大切な行事で着られる。 今日の体験を忘れないでほしい。」と話すと、留学生たちは気に入った柄の着物を選び、触って質感を確かめたり、記念写真を撮ったりしていた。 モンゴルから留学している徳島大大学院理工学研究部 1 年のトメンさん (27) は「着るのが難しいけれど、華やかできれい」と話した。 県生活衛生営業指導センターが県の補助を受けて実施する事業の一環。 体験後に留学生が書いたアンケートは事業者が今後の接客などに活用する。【河村諒】

(毎日新聞 = 9-17-16)

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