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かすり姿で茶摘みを披露 八十八夜で愛知・西尾

八十八夜の 2 日、全国有数の抹茶の産地として知られる愛知県西尾市で恒例の「八十八夜行事」があった。 稲荷山茶園公園でかすり姿の女性が茶摘みをしたり、職人が茶もみの実演をしたりした。 八十八夜は立春から 88 日目の日で、この日に摘んだ新茶は上等とされる。 10 日前後に始まる新茶摘みを前に、抹茶に親しんでもらおうと、茶の生産者らがこの日に行事を開いている。

地域の名産として 3 月に国の地理的表示保護制度に登録された西尾の抹茶は、茶を覆いの下で栽培するのが特徴の一つ。 市茶業組合の稲垣拓康組合長は「3 月に低温で雨も少なく生育が遅れたが、今は順調に育っている。 平年並みの収穫が予想できる。」と話した。 茶摘みは6月上旬ごろまで続く。 (戸村登)

(朝日新聞 = 5-2-17)

八十八夜に新茶の茶摘み 愛知・西尾でセレモニー

全国有数の抹茶の産地として知られる愛知県西尾市で 1 日、八十八夜恒例の「新茶の茶摘みセレモニー」があった。 つやのある緑色の新芽を、かすり姿の女性が丁寧に摘み取った。

西尾市で栽培するお茶のほとんどが抹茶の原料となる。 一番茶の収穫前に 20 日ほど遮光ネットで覆うことで渋みが抑えられ、味がまろやかになるという。 市茶業組合によると、今年は 4 月に適度な雨が降り、品質は上々。 一帯では 10 日ごろから茶摘みが本格化する。(細川卓)

(朝日新聞 = 5-1-16)

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